プジョー208GTIがパリ・モーターショーでデビュー

公開 : 2012.07.20 19:18  更新 : 2017.06.01 01:00

プジョー208GTIが9月のパリ・モーターショーでデビューする。今年初めのジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプト・カートとほぼ同じスタイルで登場することになるが、その心臓にはシトロエンDS3とミニと同じ1.6リッターのターボ・エンジンが搭載されることになる。

発売は来年初めからとなる予定だが、208GTIには2つのバージョンが存在する。154bhp版と204bhp版で、204bhp版はGTIレーシングと呼ばれ、0-96km/hは7.0秒を切るパフォーマンスを持つ。

しかし、プジョーの社長が言うには「ルノー・クリオ200ほどフォーカスしたクルマではない」と言う。

「ルノースポーツは独自の路線を突き進んでいるが、われわれが目指しているところとは違う。われわれは、日常的なユーザビリティを大事にしており、より多くのユーザーを対象としている。」とプジョーUKの常務、ディム・ツィンマーマンは語った。

208GTIは、より大きなフロント・グリルと前後パンパー、スポーツ・シート、クローム・インテリア、ツイン・エグゾースト、そして低いサスペンション・セッティングが特徴だ。

スタイル重視ともいえる208GTIは、シトロエンDS3、フィアット500、ミニ、そしてオペル/ヴォグゾール・アダムとの競争となる。プジョーは大衆モデルが専売で、しかもディスカウントして売るメーカーというイメージから脱却するチャンスでもある。

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