80ミーティング2015

2015.11.08

text & photo:Kentaro Nakagomi (中込健太郎)

 
1980〜90年代の国産車を中心とした80ミーティングだが、こちらもすっかり恒例のイベントになった。500台の参加募集枠が、約半日でいっぱいになるという人気ぶりだ。

歴史やエピソードなど、ヴィンテージ性があるものだけが旧車の価値ではなく、市場、社会からどのように見られ、どう受け入れられて来たか。そして、それが後々どのようにオーナーのこころをくすぐったのか。今とは少なからず様子の違った頃の日本で誕生した、当時のごくごく普通のクルマを見ていると より深くいろんなことが思い起こされる、独特な雰囲気がある集いだと言えるかもしれない。

当日は生憎の雨の中での開催となった今年の80ミーティング。周囲には霧も立ちこめる富士スピードウェイでは、展示を中心とするミーティングのほか、大人気の40メートルを手押しで競う「ゼロヨンレース」なども開催された。

前回から会場となった富士スピードウェイのメインスタンド前イベント広場は、新車と見紛うほどの個体もある、往年の普通のクルマたちで埋め尽くされ、四半世紀前にタイムスリップしたかのような空間へと化した。

  • 受付では参加者たちに国産旧車の記念品がプレゼントされた。

  • 懐かしいクルマ達はひとますおきに駐車され、見学しやすい展示だった。

  • 車種は様々。だからこそ懐かしいと思える風景がそこに広がる。

  • 横山 剣さんコラボ商品はじめ、オリジナルグッズの販売も行われた。

  • 86レビン/トレノの丁寧な作り分けには感心させられる。

  • 当時街を元気に走り回っていた軽トラックたちも数多く参加した。

  • 生憎の雨、当日ステージの前には傘の花が咲いた。

  • クルマのすべてがとにかく「ハイソ」に向かっていた頃。

  • 場内の雰囲気を盛り上げてくれた山本圭亮さんの懐メロDJ。

  • 当時出演した刑事ドラマを意識したディスプレイも散見された。

  • 大人気のゼロヨン・レースは40mを手押し競うトライアル。

  • 重量差が1tほどもある2台の闘い。さすがにハンデも設けられた。

  • すっきりとしたラインがスタイリッシュな70系スープラ。

  • R31スカイライン・ワゴンの売り物。状態仕様共に良好な1台。

  • 落ち着いたフルオリジナルのレビン・クーペは新鮮な印象。

  • スカイラインは人気が高いだけに、会場でも売り物が多いモデルだった。

  • プリメーラではなく輸出用で左ハンドルのインフィニティG20も参加。

  • トヨタの高級ワゴンだったハイエース。古い実用車は今となっては希少だ。

  • デカールの字体、デザインだけを見ていても楽しい。

  • RX−7は2代目FC型の前期。オリジナルを保ち良い佇まいの1台。

  • 現在4ドアクーペが世界的に人気だが、カリーナEDはその先駆者だった。

  • 雨の中、会場の各所では、クルマ談義が尽きることはなかった。

  • このC34系ローレルはスポーティなグレードの25クラブS。

  • 前期型の特徴はリアのデザイン。個性的ながら質感が高い。

  • ローレルはモデルが変わるごとに丁寧に作り込んでいた。こちらはC33系。

  • ローレルのドア周りの造形、手が込んでいる。

  • 右肩上がりの日本にエールを送るかのようなメダリストというグレード名。

  • 俊足の形。EFIの文字が誇らしげなEP82スターレット。

  • 昔のディーラー・ステッカーにこだわったクルマも多い。

  • トヨタオート店20周年のステッカー。こうした記念モノは希少だ。

  • ポピュラーながらトヨタを代表する高級車がクラウン・セダンだ。

  • 凝った造形とカラーリング。クラウンには圧倒的な存在感がある。

  • FFになって初期のAE82カローラ。上級のGT TWINCAM 16だ。

  • トランクリッドには「TWINCAM16」のバッジが誇らしげに付く。

  • アルト・ワークスの周りでも、オーナー同士の話に傘の花が咲いていた。

  • リアパネルを開くとエンジンが露になるサンバー・ディアス。

  • 軽運送の「赤帽」向けサンバー用の特製エンジンに換装されていた。

  • カローラ店で販売されていた古いクルマのオーナーばかりの集いも。

  • セリカXXから国内でもスープラが独立した最初のモデル。

  • 量販グレードではないAE85レビン、とてもキレイな一台だ。

  • 躊躇無く大きいキャビンのカムリ。本質を突き詰めた志を感じるセダンだ。

  • タウンエースは今のミニバンとも少し違うワンボックス時代の位置づけ。

  • リトラクタブル・ヘッドライトが懐かしいTA63系トヨタ・セリカ。

  • XVがこだわりポイントだというサンバー、オーナーと一緒に。

  • ファミリア、再びマツダが人気の今だからこそ懐かしさがある。

  • 2代目ソアラで1989年に500台限定で販売されたエアロキャビン。

  • 格納式メタルトップのリヤウインドーにはエアロキャビンの文字が輝く。

  • 限定のソアラ・エアロキャビンが複数集うのもこのイベントならでは。

  • ギャランΣ。全体的にフレンチ・テクノを想起させる雰囲気がある。

  • FFになったTA15系カリーナも、今ではなかなか見られない1台。

  • R32系スカイラインは今でも一部で根強い人気を誇る、美しい。

  • 最近またその先進性が再評価されている初代ワゴンRも来場。

  • 初代では唯一のワゴンR装着グレードだった「Loft」。

  • ワゴンRの細かいパーツも一緒に展示。オーナーの愛着が窺える。

  • 最近ではあまり見ない色のB310系サニー。当時の普通が鑑賞の対象。

  • コンチェルトとエテルナの並びも、路上ではまず見られない。

  • トラッド・サニーのハッチバック版たるサニー305。

  • リアの造形も個性的、今ではなかなか無いセンスだ。

  • サニーのワゴン「カリフォルニア」はスタイリッシュだ。

  • B12系トラッド・サニー。手前は貴重なスーパーサルーン・ツインカム

  • スカイラインの歴史は「迷いと模索の歴史」。R31系は流麗だ。

  • シーマ現象という言葉まで生まれた日産シーマ。シンプルが造形が美しい。

  • レクサスが登場するの前は、ソアラが日本車をリードしていた。

  • メルセデス以外をベースにした珍しい存在が三菱デボネアAMG。

  • 青春の思い出という方も。FF初代ファミリアの前では目が細くなる。

  • ロイヤル・リムジンの姿も。ブーメラン・アンテナが懐かしい。

  • 大きなキャビンをスタイリッシュにまとめたマツダ・コスモ・ターボ。

  • 3代目マツダ・コスモの4ドア前期後期型が並ぶのは極めて珍しいこと。

  • トランクリッドに付くROTARY TURBOのバッジが誇らし気だ。

  • デビュー時はレシプロ・エンジンだけの設定だった3代目コスモ。

  • ブルーバードの上位車種として、V6エンジンを積むマキシマもやってきた。

  • セリカXXではなくLHDで輸出仕様の「セリカ・スープラ」。

  • 標準で備わるブリスター・フェンダーが国内向けとの大きな違い。

  • Bピラーのエンブレム、カラーリングがアメリカンなコーディだ。

  • こちらは見慣れた国内仕様の2代目となる60系セリカXX。

  • 色合いのせいか、少しの違いで日本車の風情が出てくる。

  • 和製ルノー・サンクの雰囲気もある初代フォード・フェスティバ。

  • 刑事ドラマ劇中車の印象が強いが、スタイリッシュな日産レパード。

  • FR最後のT140系コロナ。この頃のトヨタでは慎重にFF化を進めていた。

  • マークⅡ3兄弟の中でスポーティな位置づけだったのがチェイサー。

  • 今見ても斬新な初代MR-2。カラーリングも鮮やかだ。

  • カリーナ・クーペ。セダンにはFFもあったがこれはFRレイアウト。

  • 当時のベルノ店向けセダンがホンダ・バラード。シビック以上に希少だ。

  • 三菱スタリオンはどこまでもアメリカを指向していた。

  • ローレル・メダリストは、当時の多くの人にとって憧れだった。

  • 雨脚が強くなるものの、来場者数は増えるばかり。大盛況だった。

  • R33の40thアニバーサリー車。GT-Rの歴史は4ドアから始まった。

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