【街に映える小粋な相棒】ジープ・アベンジャーで春の横浜を散策
公開 : 2025.02.28 16:00
電動コンパクトSUVの中でもアイコニックなキャラクターを持つジープ・アベンジャー。モータージャーナリストの伊藤梓が、小粋なアベンジャーとともに春の横浜を散策してきました。

もくじ
ー EVの多様化
EVの多様化
近年、電気自動車の普及が目覚ましい。国産から輸入車まで、また、軽自動車から商用のバンまで、そして近年人気が続いているSUVでもラインナップが賑やかになってきた。
充電スペースはどんどん増えているし、さらに出力を上げた急速充電器も登場し、大容量のバッテリーであってもより短時間で充電できるようになっている。

私自身は、内燃機関のクルマを所有し、それを愛するクルマ好きのひとりだが、電気自動車にももちろん興味がある。ガソリンスタンドに行かずに家で充電でき、家族が乗るセカンドカーとしても優秀な相棒になると思っているからだ。
さらに、内燃機関のモデルにはない新しい技術もあるし、斬新なデザインも相まって、電気自動車の新型モデルが登場する度に「今度はどんな新しいクルマに出会えるのだろう」とワクワクする。
最近登場したモデルの中でも特に気になっているのは、ジープ・アベンジャーだ。
ジープ・ブランドとしては初めての電気自動車で、ステランティス系列のコンパクトな電気自動車と同じプラットフォームである『eCMP2』を採用している。

セブンスロットグリルを採用していたり、ジェリー缶をモチーフとした『X』のアイコンが散りばめられていたりと、一見してジープだと分かる。その一方で、他のジープのモデルと比べると、そのデザインはポップでモダンだ。四角い無骨さは残しながらも、少し角を丸めたようにコロンとしたボディが愛らしい。
グリルやテールランプの中をよく覗くと、丸目とセブンスロットグリルを組み合わせたアイコンが隠れていたりしていて、粋な演出が織り交ぜられているところも心憎い。