よく知られたチューニング・メーカーが、スコダのファミリー・ワゴンに魔法の粉を振りかけた。結果、並外れたモデルが産声をあげたのだった。

■どんなクルマ?

ダヴェントリーを拠点にするアフターマーケット・チューナー、レボ・テクニックのノウハウが1台のクルマに注ぎ込まれた。

その対象となったスコダ・オクタビアvRS。VWが開発したプラットフォームをシェアするモデルであり、具体的にはゴルフGTIやアウディS3の兄弟である。

オクタビアvRSは、モデル名からも想像できるとおり、オクタビアのハイ・パフォーマンス・タイプだ。といっても兄弟に比べるとスリルに欠けるのが実情である。

そこでレボ・テクニックは、よりワイルドな部分を引きだせないかと思案した。