ルーフが複雑な幌になっているため、単体で44kgを記録するが、それでも全体的な重量を減らすために、エンジン・フードはカーボン製となった。

5.2ℓのV10自然吸気エンジンはクーペと変わらず541ps/7800rpmを発揮。先代よりも15psパワー・アップしていることになる。

テストはイングランドでおこなう。バンプ、うねりが多くあるコーナーの連続は、ボディ剛性を確かめるのにうってつけだろう。

■どんな感じ?

静止状態から100km/hまでたったの3.6秒でいざなう。これは同じパワーだがちょっとだけ軽いポルシェ911ターボ・カブリオレと0.5秒差(911のほうが速い)。静止状態から200km/hまでは11.8秒を記録する。

そこからさらに317km/hまで加速するというのだから、それはもう、脳が震える感覚だ。