ランボルギーニ、伊・英で躍進 1〜6月世界販売2327台 5年前の年間販売超え

公開 : 2018.07.18 11:12

ウラカン、アヴェンタが伸びる

上半期の伸びを牽引したのは、ウラカンとアヴェンタドールだ。ウラカン・ペルフォルマンテの躍進に後押しされ、クーペ、スパイダー、レースカーの各バージョンを含むモデルラインであるウラカンの販売台数は、1400台から1604台に増加。アヴェンタドールも、前期同様の高水準を維持し、673台が販売された。

ランボルギーニ最大の市場は今期もアメリカで、日本とイギリスがこれに続く。最も好調な地域は、30%以上の伸びを示したヨーロッパだ。特に、イタリア、イギリス、オーストリアで最も高い増加率を記録した。

ウルスの開発・生産のためにサンタアガタ・ボロネーゼ本社で行った設備投資も終了し、ランボルギーニは今後も好調な状態が続くと見られている。

ドメニカリCEOは、「2017年に売上10億ユーロという節目を初めて超え、スーパーSUVのデリバリーも迫り、ランボルギーニがブランドの独自性を決して失うことなく、次の次元へと進む用意が整いました。」とランボルギーニが2018年度の後半についても堅調な成長が続くことを改めて表明した。なお「ウルス」は、まもなくデリバリーが開始される予定だ。

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