新型BAC「モノR」完売 量産初、グラフェン強化カーボンで555kg グッドウッド

公開 : 2019.07.06 18:30  更新 : 2021.03.11 15:57

BACモノの新型「モノR」を撮影しました。公道走行可能なNAエンジンとして世界最高の出力/排気量となる345psを発揮。車重は555kgしかありません。

もくじ

レースから着想 ラムエア・インテーク
排気量1ℓあたり138ps 0-97km/h加速2.5秒
限定30台 既に完売

レースから着想 ラムエア・インテーク

BACは今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、2011年以来のニューモデルとなる「モノR」を発表した。

「新基準:非常に先鋭的なデザイン、イノヴェーション、エンジニアリング」と表現されたこのクルマは、英国のメーカーが製造する公道走行可能なシングルシーターの新世代モデル。これまで以上にパワフルかつ軽量で、革新的な素材が使われていることを特徴とする。

エクステリアの形状自体はこれまでのBACモノと変わらないように見えるものの、メーカーによればそのボディには、新たにデザインされた44個のカーボンファイバー製パーツが使われているという。

サイズもわずかに異なり、全長は25mm長く、全高は20mm低くなった。最も顕著な違いは、レースから着想を得たというラムエア・インテークが追加されていることだ。それ以外にも空力の効率を向上させるため、多くの改良が細部に施されている。

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