AAV7水陸両用車 どんな装備? 操縦する感覚は? 担当の自衛隊員に聞いてみた

公開 : 2019.09.09 19:50

番外編:アメリカでは次期水陸両用車も

米海兵隊がAAVの後継として配備する「ACV 1.1」(Amphibious Combat Vehicle)は、Iveco社が2009年に発表したフルタイム8輪駆動の「 Super AV APC」をベースとしている。同社は日本でも消防はしご車のメーカーとしておなじみ。

全長9.2m×全幅3.1m×全高2.9mで何よりも履帯(キャタピラ)ではなく、装輪(タイヤ)であることが大きな特徴。

AAVの後継として配備する「ACV 1.1」 提供:BAE Systems /U.S. Marine Corps photo by Kaitlin Kelly
AAVの後継として配備する「ACV 1.1」 提供:BAE Systems /U.S. Marine Corps photo by Kaitlin Kelly    BAE Systems /U.S. Marine Corps photo by Kaitlin Kelly

乗員3名+人員13名の輸送が可能で、超硬スチールモノコックで装甲を強化し、耐地雷座席も装備している。

出力700psの新しい6気筒パワーユニットを搭載しており、水中では2つのプロペラによって推進する。

AAV7に比べるとやや小ぶりになり輸送機C130やC-17での輸送も可能。

2019年秋に米海兵隊への納入が予定されている。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像