フィスカーの決算は順調に推移

公開 : 2012.05.30 09:30  更新 : 2017.06.01 00:55

収益が最初の4ヶ月で1億ドル(79億円)を超えたと、EVメーカー、フィスカーは発表した。それと同時に、2011年12月までに1,000台のカルマ4ドア・サルーンをアメリカおよびヨーロッパの顧客に納車したことも明らかにした。

フィスカーは、アップデートされたビジネス・パフォーマンスも公開している。それによれば、その拡大計画に資金を供給するために、1億7400万ドル(138億円)の個人的な株式投資を受けたといる。それは、米国エネルギー省から本来調達できるはずだった5億2900万ドル(420億円)の基金の変わりになったという。

フィスカーのCEO、トム・ラソーダは「カルマの堅実な需要がフィスカーを助けている。われわれは既にフィスカー・アトランティックというニュー・モデルの準備もできている。」とコメントしている。

フィスカーは中東を含む新しいマーケットを見据えている。今月初めには、フィスカーはアラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、オマーン、バーレーンとエジブトでフィスカーの販売を行うことで、アル・フッタイム・グループとの独占契約に署名をしている。

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