フォルクスワーゲンGTIロードスター・コンセプト

公開 : 2014.05.30 22:30  更新 : 2017.06.01 02:12

フォルクスワーゲンは、5月29日にオーストリアで行われたヴェルターゼ・フェスティバルにおいて、GTIロードスターとネーミングされた2シーター・モデルを発表した。

このモデルは、ソニーのTVゲーム、グランツーリスモ用に開発されたモデルであり3Dコンピュータ・モデルとして考えられたモデルである。そのデザインは、グランツーリスモの15周年を記念して行われた社内コンペティションに勝ち抜いたウォルフルブルグにあるフォルクスワーゲンのメイン・デザイン・スタジオの3人の若いデザイナーの手によるもの。

特徴的なウェッジ・シェイプのシルエットを持ち、傾斜した低いフロント・ガラス、大きなホイールアーチ、巨大なリア・ウイングなどが特徴。パワー・ユニットは、500psを発揮するツインターボの3.0ℓVR6が搭載される。このエンジンは、現在、ドイツのブラウンシュヴァイクのR&Dセンターで開発途中にあるという。パワーは500ps、トルクは67.4kg-mで、7速デュアル・クラッチ・ギアボックスが装備される。

タイヤは、フロントが235/35、リアが275/35、ホイールは20インチで、フロントがφ380、リアがφ356のディスク・ブレーキが奢られる。

フォルクスワーゲンはこのコンセプト・モデルのパフォーマンスを、0-100km/h加速3.6秒、最高速度306km/hを公表している。

さすがにこのGTIロードスターはコンセプト・モデルの域を出ず、プロダクション・モデルとなる可能性は極めて低い。フォルクスワーゲンも “エンジニアリング・アイデア” だとしている。

ちなみにグランツーリスモ6のプレイヤーは、このクルマのデータを6月中旬からダウンロードできる。

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