プジョー205GTI がデビューして今年で30周年記を記念するが、それを記念した限定モデルが208GTiに追加された。

今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの会場で明らかにされたモデルで、エンジンは207ps、30.6kg-mを発揮する1.6ℓTHPガソリン・ユニットが搭載される。このエンジンはユーロ6に適合したもので、これに6速マニュアル・ギアボックスとRCZ Rから移植されたトルセン・リミテッド・スリップ・デフが組み合わせられる。

サスペンションは10mmほど下げられ、トレッドも前後共に拡大されている。また、18インチのホイールがセットされ、専用のクロムのツイン・エグゾーストが装備されている。

ESPとトラクション・コントロール・システムも新たにキャリブレートされ、ステアリングもフィーリングの向上を狙って強化されているという。

これらの改良により、0-100km/h加速は6.5秒、80-112km/h追い越し加速は6.0秒となっている。

このモデルは、10月のパリ・モーターショーで正式にデビューとなり、11月からデリバリーが開始される。価格はまだ発表されていない。