「このままの形で生産可能」 プジョー、最高出力816psのホットハッチ『e-T16』を来年にも量産か 『RCZビジョン』実現は不透明
公開 : 2026.10.19 12:05
プジョーがパリ・モーターショーで公開したコンセプトカー『e-T16』は早ければ来年にも量産化される可能性があります。現時点でも実現可能な技術水準にあるとのこと。ただし、『RCZビジョン』には課題が残っています。
技術的に十分実現可能なレベル
プジョーは、新型のコンセプトカー『e-T16』と『RCZビジョン』を量産化したい考えで、アラン・ファヴェCEOによると、e-T16は早ければ「来年」にも準備が整う可能性があるという。
e-T16は10月12日に開幕したパリ・モーターショーで、次世代『e-208』を全体的なフォルムやライトデザインを予告するものとしてお披露目された。しかし、合計出力816psのデュアルモーターパワートレインと、1980年代のホモロゲーションモデルである『205 T16』にインスパイアされた印象的なワイドフェンダーを備えており、量産化の可能性は低いと思われていた。

しかし、ファヴェ氏はAUTOCARの取材に対し、「技術的には実現可能」だと述べ、このコンセプトカーがステランティスのSTLA Oneプラットフォームをベースとしていることを理由に挙げた。同氏は次のように語っている。
「作ることはできます。このクルマはSTLA Oneをベースにしており、新型e-208の要素も数多く取り入れています。ご覧の通り、このままの形で生産できます。来年にもこのクルマを作ることができるでしょう」
「ある意味では、『夢を語るクルマであると同時に、実際に生産できるクルマを作ろう』というのは比較的容易な課題です。少なくとも、わたし達には作ることができるクルマです。技術的には実現可能です」
ルノー5ターボ3Eのライバルに
ファヴェ氏は実現可能な証拠として、e-T16の開発にモータースポーツ部門であるプジョー・スポールが関与していることを挙げ、車両の技術仕様は単に話題をさらうためにあつらえられたものではないと付け加えた。
「(816psの出力を含め)すべて事実に基づいています。実現できる性能です」

e-T16の量産モデルは、同様のコンセプトで開発されたルノー5ターボ3Eと同様に、プジョーにとって少量生産・高価格のハイエンドモデルとなるだろう。
ファヴェ氏は価格については言及しなかったが、ルノー5ターボ3Eで想定されている14万~22万ポンド(約2940万~4620万円)という数字に近いものとなるかもしれない。
e-T16は新型『RCZ』とともに、高級化を進めるプジョーの先陣を切り、「スポーティ」でデザイン重視のモデルとなるだろう。ファヴェ氏によると、プジョーは年間販売台数を110万台から150万台に増やし、「収益性の高い成長」を目指しているという。





























































