「需要がある限り」ガソリン車を継続 プジョーの現行『208』、新型EVと並行して販売へ ただし主力は電動モデル

公開 : 2026.07.25 07:05

プジョーはガソリンエンジン搭載の現行『208』の販売を2030年以降も継続する構えを見せています。次世代EVとともに販売する方針ですが、アラン・ファヴェCEOはEVの人気が高まると予想しています。

来年発売の新型EVとともに販売

プジョーは、現行の『208』のガソリンエンジン搭載モデルを今後も販売し続ける方針だ。アラン・ファヴェCEOは、次世代のEVモデル『e-208』と並行して販売することを明らかにした。

「EVに移行していない市場や、内燃機関車やハイブリッド車を求めるお客様に対応するため、現行の208を引き続き提供していきます。需要がある限り、現行の208にはこれらのパワートレインを継続して搭載するつもりです」とファヴェ氏は述べた。

プジョー208
プジョー208

現行の208には、2種類のマイルドハイブリッド付きガソリンエンジンに加え、非ハイブリッドの『ターボ100』という1.2L 3気筒エンジンが用意されている。

一方、新型のEVモデルはステランティスの新しいプラットフォームを採用し、2027年後半に発売される見込みだ。

EV需要は今後「極めて力強く伸びる」

ファヴェ氏は、EVへの移行を考えていない顧客層に対応するため、2030年以降もこれらのパワートレインオプションを販売し続けると示唆したが、プジョーとしては「この需要がそれほど強くなるとは予想していない」という。

「BEV(バッテリー式電気自動車)の需要が極めて力強く伸びると確信しています。今後数年間、BEVの需要は継続的に拡大すると見込んでおり、そこに注力していくつもりです。だからこそ、プジョーにとって新型e-208の発売は、Bセグメントにおける最も重要なイベントなのです」とファヴェ氏は力を込めた。

プジョー208
プジョー208

現行208の基本構造に大きな変更はないと思われるが、新型のEVモデルと歩調を合わせるために、内外装ともに大幅なデザイン変更が行われる見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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