ジャガーE-PACE、3月のジュネーブ発表を前にウインター・テスト

公開 : 2017.01.18 04:40  更新 : 2017.06.01 00:31

先週、JLRのゲイドン・ヘッドクォーター近くでジャガーE-PACEのテスト・モデルの撮影に成功したが、今回は、そのE-PACEのウインター・テストの風景を捉えるこに成功した。

ジャガーE-PACEは、レンジローバー・イヴォークとほぼ同じサイズで、ライバルはずばりアウディQ3だ。ベースとなるプラットフォームはレンジローバー・ディスカバリー・スポーツのスティール・プラットフォームで、ホールウッド工場で製造が予定されている。

先週に引き続き、今回は北極圏でのウインター・テストの模様をキャッチしたが、そのテスト・モデルからもそのフロント・グリルの様子やルーフ・ラインのプロフィールを見ることができる。ジャガーSUVのトップ・モデルであるF-PACEの縮小版といったスタイリングになるようだ。また、キャビンでは、ジャガーのインコントロール・タッチ・プロ・インフォテインメント・システムも装備されるものと思われる。

エンジンは2.0ℓ4気筒のガソリンおよびディーゼル・インジニウムが搭載される予定。このエンジンはJLRのウォルバーハンプトンのエンジン・マニュファクチャリング・センターで組み立てられるもの。

ディスカバリー・スポーツでは180psの2.0ℓインジニウム・ディーゼル・モデルで0-100km/h加速が9.9秒、150psの2.0ℓインジニウム・ディーゼル・モデルで0-100km/h加速が11.7秒となっているが、E-PACEもほぼ同じタイムとなろう。

F-PACEは、今やジャガーの稼ぎ頭で、ジャガー史上最も早く売上を伸ばしたモデルだ。その成功をE-PACEは引き継ぐこととなる。

E-PACEの発表はレンジローバー・クーペと同じジュネーブ・モーターショーが予定されており、販売は今夏からとなる。

価格はイヴォークの£30,600(435万円)を下回る£30,000(430万円)からという設定となる模様。

JLRのスポークスマンは、「われわれは将来のモデルについて多くは検討はしていない。しかし、製品レンジはどんどんと拡大しているのも事実で、ジャガーとランドローバーには多くの開発車両が存在している。」とコメントしている。



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