なぜ「ラングラー」は、10年前の7倍売れているのか? 現代のジープが選んだ進化とは

公開 : 2022.06.08 07:50

もくじ

過去最高の販売 なぜ選ばれる?
クルマの楽しさって、こういう事
癖になる2.0リッターターボの走り
本物の性能で日常から飛び出そう!!

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan
執筆:Tomoyuki Shimada(嶋田智之)

過去最高の販売 なぜ選ばれる?

ラングラーの姿を見かけることが、年々増えている。僕自身の憧れの気持ちが膨らんできてるからそう感じるのかと思ってたのだが、違ってた。ラングラーは、売れている。2010年から右肩上がりに販売を伸ばし、今や販売台数は10年前の7倍。昨年などは感染症と半導体不足の影響で乗用車市場が大苦戦を強いられた中、ラングラーは1200台も数字を伸ばし、あと一歩で7000台に到達する過去最高記録をマークしてるのだ。

なぜそういう流れになったのか、想像はできる。だってラングラーは、気詰まりな雰囲気がいまだ残るこんな時代を軽々と踏み越えて行けそうな明るい気概を漂わせてる。このクルマさえあれば、ときに道なき道すら走破して、行きたい場所のどこにだって行けるんじゃないか? 見たことのない新しい風景にすら出逢えるんじゃないか? と、たとえ都心のどこかにいたとしても、そんなふうに思えて口元が緩んでくる。丸い2つのヘッドランプ、7本のスロットが刻まれたグリル、逞しく張り出した4つの大径フェンダー、質実剛健な四角い車体。それはある意味、自由と開放の象徴なのだ。

それだけじゃない。ラングラーは、ジープそのものの始祖であるウイリスMBの時代から進化を繰り返して今に至ったようなモデル。とりわけ2018年にデビューした現行のJL型は、クルマ作りの哲学にも見た目のイメージにも変わりはないが、それまでのモデルと較べてあらゆる部分が大幅に進化を果たしてるのだ。

▶️ジープ「ラングラー」 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

関連テーマ

おすすめ記事


ジープ ラングラーの人気画像