トヨタ・プリウス リコール届出 ハイブリッドシステム不具合 約8700台対象

公開 : 2022.06.30 06:45

トヨタは、プリウス計8669台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

ハイブリッドシステム不具合

トヨタは、2022年6月29日付で、プリウス(2009年5月14日~2014年2月5日製造)計8669台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時などに昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがある。

トヨタ・プリウス(2009年5月14日~2014年2月5日製造)の一部機種が対象
トヨタ・プリウス(2009年5月14日~2014年2月5日製造)の一部機種が対象    トヨタ

そのため、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがあるという。

改善策として、全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正。当該制御プログラム修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器のモジュールを無償交換する。

トヨタ社内にて発覚し、リコール届出となった。なお、同様の不具合や事故の発生は確認されていない。

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