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英国はカローラをどうみる? 新型トヨタ・カローラ1.8ハイブリッドに試乗

2019.03.05

100字サマリー

英国で生産が行われることになる、トヨタ製の新しいハッチバック、カローラですが、その仕上がりは上々といえそうです。前回の2.0ℓにかわり、1.8ℓのハイブリッド版を英国の道で確かめました。

もくじ

どんなクルマ?
英国自動車産業にとって嬉しいニュース
どんな感じ?
シャシー性能を活かせないパワートレイン
フォルクスワーゲン・ゴルフに通じる性格
「買い」か?
Cセグメントのリーダー候補
スペック
トヨタ・カローラ1.8ハイブリッド・ハッチバックのスペック

どんなクルマ?

英国自動車産業にとって嬉しいニュース

英国のユーロ離脱、いわゆるブレグジットに注目が集まる中、ホンダの英国工場閉鎖計画が発表された。しかし英国の自動車産業は、決して悪いニュースだけではない。それが今回の新しいトヨタ・カローラ。英国生産となるファミリー層向けのハッチバックだが、先月のスペインでの初試乗では、極めて優れた、クラスをリードできるポテンシャルを秘めていることがわかった。クルマは明確に成長を遂げており、復帰するカローラを英国から生み出せることには、誇りを感じてしまう。

今回のカローラは、先代のオーリスに置き換わるかたちで登場する。同クラスでの存在感という点では、オーリスは特に目立ったところがなかったことは読者ならご存知だろう。決して優等生ではなかったし、15〜20台ほどがいたCセグメントのクラスメイトの中でも、むしろ最下位に属しているようなクルマだった。

すでに新しいカローラの概要については前回の初試乗レポートで触れているから、今回は実際に英国の道を走らせてみたダイナミクス性能について記してみたい。今回のテスト車両は1.8ハイブリッドのトップグレードとなる「エクセル」だったが、車内デザインやスペックは、グレード間では共通となる。

前回のスペインでの楽しい休日ドライブと異なり、英国で試乗するのは同じハイブリッドモデルでも低出力な方のクルマ。パワートレインに加えて、まったく新しく生まれ変わったシャシーが、英国の道で前回同様に優れた振舞いを披露してくれるのかどうか、試す機会となる。早速詳しく見ていこう。

 
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