フィアット、ヨーロッパで苦戦

2012.11.01

クライスラーがその売上を伸ばしている一方、最新決算によればフィアットはヨーロッパで苦戦を強いられている。今年、フィアット・クライスラー・グループは、北米で17億ポンド(2,192億円)を売り上げたが、逆にヨーロッパでは4億6200万ポンド(595億円)の損失があった。

業界関係者は、フィアットがヨーロッパの新車市場で毎日1200万ポンド(15.4億円)を失っていると予想している。

フィアットは、フィアット500Lなどの新しいモデルの追加によって500ファミリーが競争力を付けることを望んでいるようだ。

フィアットは、2012年度の第3四半期には、イタリア国内でその売上高が20%落ち込み、1976年以降最も低い数値となった。また、ヨーロッパ、中東、アフリカ市場(EMEA)で1億7600万ポンド(227億円)の損失を計上している。そのEMEA市場では、2012年第3四半期は、2011年第3四半期に比べて売上は36%減少しているという。また、今年の9月までの合算でもEMEA市場での販売は16%も下落しているのだ。

悪いニュースばかりではない。クライスラー・ブランドは、第3四半期に504,000台の生産をし、前年対比23%の伸びを見せたのだ。為替レートも含め、その利益は4億8400万ポンド(624億円)に上った。これは、クライスラー200と300が21%、ダッジが12%、ジープが7%という販売の伸びを示していることがその理由。フィアットもラテン・アメリカに於いては、利益は3億2000万ポンド(412億円)から2億5000万ポンド(322億円)に下がったものの、その販売は71,000台をマークした。

フェラーリ、マセラティも好調だ。フェラーリは1,603台を売り、売上高は2%伸びた。マセラティは2%ロスしたが、1,432台を販売している。また、マセラティは、その利益率は5.4%、フェラーリは14.6%となっている。

 
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