フォードとフォルクスワーゲン 研究開発の業務提携を検討 まずは商用車から

2018.06.21

100字サマリー

フォードとフォルクスワーゲングループは戦略的な業務提携の可能性を検討中とのことです。両社は世界的な需要変動に効率的に対応するため、まずは商用車の開発で協力するようです。ただし、研究開発における提携に限定され、資本提携は検討に含まれていません。

まずは商用車を共同開発か

フォードとフォルクスワーゲングループは車両開発において提携する可能性を模索している。両社はジョイントプロジェクトの可能性を「検討中」であると発表した。フォードは商用車開発について「世界の顧客のニーズにより良く対応するため」の提携に言及した。

この戦略提携は研究開発分野に限定され、ルノー-日産-三菱のような資本や株式の持ち合いは含まれていない。

「フォードはビジネスの効率性を高める努力を行なっています。このため、パートナーとの協働も検討中です」とフォードのグローバルマーケット部門のジム・ファーレイはいう。「VWグループとの提携はビジネスの最適化や、われわれの将来的な商品展開の可能性を広げるでしょう」

VWグループのトーマス・セドランは「市場や顧客の需要は目まぐるしく変化しています。この挑戦的な環境において、業務提携による柔軟な対応は非常に重要です。VWグループの2025年までの戦略の重要な要素です」

現段階では商用車開発に主眼が置かれているが、フォードとVWグループの提携はほかにも利益をもたらすだろう。VWグループは欧州やアジアで強い影響力を持つ一方で、フォードは米国最大の自動車メーカーだ。

両ブランドは今後の技術開発のため独自のプロジェクトを展開している。VWグループは次世代型の電動パワートレインに多大な投資をしている。またフォードは2021年までに自動運転車を量産化する方針だ。

「フォードとの協力により、両社の世界的競争力が高まると考えています」とセドランはいう。

VWジャパンも正式リリースを公開した。「両社は、協議の進行に伴って、最新情報と更なる詳細を発信する予定です」とコメントしている。

 
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