【ロータリーが呼んでいる】ドイツ〜日本をNSU Ro80で走破 マツダ本社を訪問

2020.02.14

素晴らしい体験の連続だった

「愛車のRo80でドイツから走るため、多くの課題を克服しました。無事にマツダに到着し、素晴らしい歓迎を受けた時は、とても感激しました。Ro80がこのルートに最も相応しい選択だったと、強く感じました」

「シベリアを抜ける時に、ビザが必要でした。サンクトペテルブルグからモスクワを経てウラル山脈を越えることは、事前に決めていました。そこからは、シベリア鉄道の線路に沿って走るしかルートはありません」

広島のマツダ本社を訪れたクラウス夫妻と1967年式NSU Ro80
広島のマツダ本社を訪れたクラウス夫妻と1967年式NSU Ro80

ガソリンスタンドも充分にあったが、Ro80のガソリンタンクが大容量だったことも、有利に働いた。特別なハプニングもなく、クルマと自分たちの健康状態を最優先に走った。

向う先々が、すべて初めて訪問する土地。「1日に1000km走った日もありました。ナビが960km先を右折です、といった時、その地点に到着することを想像した時の気持ちは、本人でなければわからないでしょう。素晴らしい体験の連続でした」

「ロシアを1万km走った後、フェリーで鳥取県の境港まで渡りました。無事に税関手続きを終え、そこから広島への道中は、ゴールに向けての準備を整える特別な時間でした」

だが、港から一般道へ出る手続きに、少し手間取ったようだ。

広島では、 マツダミュージアム訪問のみを予約していたというクラウス。その後、マツダから正式に訪問を歓迎するという連絡があった。実際、クラウス夫妻はマツダから大歓迎されることになる。

ロータリーエンジンの開発を担当した技術者たちは、長い時間を取って夫妻を出迎えた。ロータリー固有の特徴や、技術的な話題で交流を深められたのは、クラウスも機械工学に携わってきたからだ。

 
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