メルセデス・ベンツCLAのプロトタイプの最新スクープ写真だ。この写真ではじめて自動車の内部が明らかになった。

CLAは来年デビュー予定だが、カモフラージュは段々と薄くなってきている。

そのキャビンはAクラスとBクラスと共有することになっているが、かなり彫りの深いエア・ベントとiPadのようなスクリーンが特徴といえる。

このCLAの基本は、4月の北京モーターショーで、コンセプトカーとして発表されている。

メルセデスのボス、ディーター・ゼッツェによれば、2、3のマイナーな変更はあるが、プロダクション・モデルはコンセプト・カーのフォルムを基本的に引き継ぐようだ。プロダクション・モデルは、地味に変更されたバンパー、変更されたヘッドランプ・グラフィックス、Aクラスと同じようなドア・ノブ、ショー・モデルの21インチよりも小さいホイールが採用されそうだ。

CLAはそのモデル・ラインナップとしては、Cクラスの下になる。しかし、このエントリー・モデルのサルーンは、Cクラスよりも47mm長く121mm広く、47mm低い。ドライブトレーンは、標準的にはFWDで4WDがオプションとなる。ギアボックスは6速マニュアルまたは7速デュアル・クラッチとなる。

CSCに搭載される予定の208bhpエンジンはCLA250にも搭載される。合計3タイプの4気筒ターボ・ガソリン・エンジンが用意される。120bhp、1.6リッターはCLA180に、154bhp、2.0リッターがCLA200に、そして208bhp、2.0リッターがCLA250に搭載される。

また3タイプのディーゼル・エンジンも用意される。108bhp、1.8リッターがCLA180CDIに、134bhp、1.8リッターがCLA200CDIに、そして168bhp、2.2リッターがCLA220CDIに搭載される。

また、ラインナップのハイライトとして340bhp、2.0リッター・ターボが4WDのAMGモデルに搭載される。

このCLA4ドアは、来年登場するアウディA3、2015年に発表予定のBMW 1シリーズの4ドアがライバルとなる。また、フォルクスワーゲン・ジェッタもライバルになるだろう。

そのメイン・マーケットは北アメリカと中国になるだろう。