フォルクスワーゲン・シロッコGTSが上海でデビュー

公開 : 2015.04.17 22:30  更新 : 2017.06.01 02:10

来週から始まる上海モーターショーを目前に、フォルクスワーゲン・シロッコGTSの姿が公開された。

220psを発揮する2.0ℓガソリン・ターボ・ユニットを搭載する点はスタンダードのシロッコと同じであるが、GTSはビジュアルのアップデートに特化しているという。

外観はR-ラインのそれを基本としながら、18インチのアロイ・ホイールは新デザインとなり、さらにブラック・カラーのドア・ミラーやGTSと書かれたデカールやストライプが他グレードとの識別点となる。

またインテリアはGTSバッジを貼り付けたサイド・シルやステアリング・ホイール、シート、赤いステッチ入りのシートベルト、ハンド・ブレーキ・レバー、ボール型のギア・ノブ、アーム・レスト、フロア・マットもGTSの専用品。

ダッシュボードにはピアノ・ブラックのパーツを組み込む一方、ミラーやウインドウを操作するスイッチ類はクローム素材に置き換わっている。

シンフォテインメント・システムは、5月末から販売される現行型のシロッコ同様、最新のものを搭載する。

先述のとおり、エンジンは基準車と同じものを搭載することから0-100km/hタイムは6.5秒(DSG搭載車)と変わらないが、燃料消費率はDSGのモデルが15.6km/ℓ、MTが16.4km/ℓをマークする。

価格、販売時期はまだ正式に公表されていないが、先代のトップ・グレードを見るかぎり、£30,000(533万円)を上回るのではないかと見ている。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像