レクサスのフラッグシップSUV『LX』を一部改良 走り味を磨き、『オーバートレイル+』の走破性向上 新たに『Fスポーツ』追加

公開 : 2026.10.08 07:05

レクサスのフラッグシップSUV『LX』が走りをブラッシュアップする改良を受けました。走りの新グレード『Fスポーツ』追加や、『オーバートレイル+』のタイヤ大径化による走破性向上など、実のあるマイナーチェンジです。

全グレードのEPSとサスペンションを改良

レクサスは大型SUVモデルの『LX』を一部改良するとともに、ラインアップに『Fスポーツ』を追加設定し、10月1日より発売した。

LXは「世界中のどんな道でも楽に・上質に」をコンセプトとするフラッグシップSUVで、現在は世界50カ国以上で販売されている。

レクサスLX Fスポーツ
レクサスLX Fスポーツ    レクサス

今回の改良では全仕様でEPS(電動パワーステアリング)のチューニングを最適化し、パワートレインを問わない一貫した走りの質感を目指してサスペンション特性も見直し、グレードごとの個性を際立たせた。

改良新型『レクサスLX』の価格は、3.5L V6ツインターボの『LX600』が1560万円(LX600標準仕様)から2110万円(LX600エグゼクティブ)、ハイブリッドの『LX700h』は1700万円(LX700h標準仕様)から2210万円(LX700hエグゼクティブ)となる。

オーバートレイル+のタイヤ大径化と新色設定

今回の改良で『オーバートレイル+』グレードでは、タイヤサイズを265/65R18から265/70R18へ拡大した。

これにより最低地上高が高まり、岩石路をはじめとする厳しい悪路での走破性が向上した。

レクサスLX オーバートレイル+
レクサスLX オーバートレイル+    レクサス

また、タイヤのサイド部にブロックパターンを施したほか、タイヤ構造とトレッドパターンも最適化し、オンロードでの静粛性との両立を図ったという。

『レクサスLXオーバートレイル+』の価格は、1600万円(LX600オーバートレイル+)から1700万円(LX700hオーバートレイル+)となる。

そのほかの改良点としては、『LX600標準仕様』で、シャープでタイトなV字の切削ツインスポークにダーククリア塗装を組み合わせた『20インチアルミホイール』が新たに設定されたほか、ボディカラーに新色の『ホワイトノーヴァガラスフレーク』を加え、全仕様で選択可能とした。

『Fスポーツ』を新設定

今回の改良では、より爽快で力強い走りやスポーティな世界観を求めるユーザーに向けて新たに『Fスポーツ』グレードが追加された。

エクステリアでは、メッキモールとブラック塗装のメッシュパターンを組み合わせたラジエーターグリルを採用し、フロントエンドを低く構成した。

レクサスLX Fスポーツ
レクサスLX Fスポーツ    レクサス

リアはディフューザー形状のブラック塗装バンパーとし、足元には22インチ鍛造アルミホイールと265/50R22サイズのタイヤを標準装備するほか、オプションとしてレクサスロゴ入りの『レッドブレーキキャリパー』を設定した。

ボディカラーはFスポーツ専用色の『ニュートリノグレー』を含む、全6色が用意された。

インテリアでは、高いホールド性を持つフロントシートや、ディンプルレザーのシフトノブとステアリングホイール、アルミ製スポーツペダルなど、スポーティなドライビング体験を演出するアイテムが採用された。

インテリアカラーは専用色『フレアレッド』を含む全3色を設定し、ドライバーの感性を刺激する先鋭的かつエモーショナルな配色で、走りへの情熱をかき立てる特別な室内空間を演出する。

さらに、ドアのオーナメントパネルには日本刀の刃紋を表現した本アルミ製の『刃取』を設定、砥石を回しながら丹念に研磨を繰り返すことで生まれる微妙な揺らぎの表情と立体感により、『Fスポーツ』の走りの切れ味を表現した。

『12.3インチフルグラフィックメーター』には専用デザインを含む3種類の表示レイアウトを設定し、走りの高揚感を高めるコックピット環境を提供する。

また、専用の『パフォーマンスダンパー(前・後)』や『トルセンLSD』、『リアスタビライザー』を標準装備するほか、『電動パワーステアリング(EPS)』と『アダプティブバリアブルサスペンションシステム(AVS)』もFスポーツ専用チューニングとされ、優れたレスポンスと高い操縦安定性を実現した。

『レクサスLX Fスポーツ』の価格は、1700万円(LX600 Fスポーツ)から1800万円(LX700h Fスポーツ)となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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