普段使いなら殆どガソリン要らず トヨタRAV4 PHEV FWD(2) 良好な安定性と乗り心地 上昇したオールラウンダー的能力
公開 : 2026.10.07 18:10
電気で最長133km走れる、トヨタRAV4 PHEVをUK編集部が試乗します。直線基調の逞しい雰囲気で、耐久性の高そうな内装とゆとりの後席が特徴。モーターでも充分活発で、良好な安定性と快適性を実現しているようです。
もくじ
ー電気モーターだけでも市街地なら充分活発
ーカーブでの高い安定性と良好な乗り心地
ー普段使いでガソリンを燃やす場面は殆どナシ?
ーハイブリッド・クロスオーバーの必要条件を満たす
ートヨタRAV4 プラグインハイブリッド FWD エクセル(英国仕様)のスペック
電気モーターだけでも市街地なら充分活発
新しいトヨタRAV4 プラグインハイブリッド(PHEV)の、前輪駆動版は最高出力が271ps。車重は1920kgで、0-100km/h加速は7.5秒で処理する。最長133km走れるというEVモードでも、市街地なら充分活発に走り回れる。
高速道路への合流時は、2.5Lエンジンの力が必要だが、協働すればパワフル。電気モーターが生むトルクのおかげでレスポンス良く、中間加速も滑らかに処理してくれる。

e-CVTの動きも洗練されたものだが、アクセルペダルを踏んだ量に対して加速が一致しない、ラバーバンド感を若干伴う。エンジンは回転上昇とともに音量が増すが、不快なほどではない。高速道路での巡航は、高効率にこなせる。
他方、PHEVの四輪駆動版では、最高出力が309psへ上昇。0-100km/h加速を6.0秒以下でこなす。実際に試してみたが、数字以上に鋭く感じられた。
カーブでの高い安定性と良好な乗り心地
カーブへ飛び込んでみれば、優れた姿勢制御を披露。速度域が高いとボディロールもそれなりに生じるものの、ファミリー・クロスオーバーとしては非常に安定性が高い。
ステアリングホイールは軽く回せ、反応は一貫して正確。フィードバックは希薄で、レシオは穏やかながら、狙い通りにボディを導け、市街地での扱いやすさへ反映される。カーブが連続する峠道を積極的に走らせようという、自信にまでは至らなくても。

乗り心地は、概ねしなやかで良好。荒れた舗装や、市街地などツギハギの多い区間では若干落ち着きに欠け、高速域ではもう少ししっとりとしたフラットさは欲しい。それでも、大きめの凹凸を巧妙に均し、フォルクスワーゲン・ティグアンより快適性は高い。
RAV4 GRスポーツでは、最高出力は変わらないものの、フロントダンパーやリアブレースなどが専用になるサスペンションで強化。姿勢制御が引き締められつつ、良好な乗り心地は維持される。
普段使いでガソリンを燃やす場面は殆どナシ?
背の高いクロスオーバーながら、高速域での風切り音は殆ど目立たない。ロードノイズも良く抑えられ、安楽さへ貢献している。
満充電で表示されていた、電気だけで走れる距離は試乗車で119km。高速道路を75kmほど走らせた平均電費は、5.9km/kWhと優秀で、現実的に表示された距離を走れる計算になる。普段使いの限り、ガソリンを燃やす場面は殆どないだろう。

充電量が乏しくなると、ハイブリッド・モードへ移行。その状態での燃費も19.0km/L前後と、軽くない駆動用バッテリーを積んだクロスオーバーとしては褒められる。
急速充電は、DCで50kWまで。180kWへ対応する急速充電器では、0%から80%へ40分で回復できていた。一般的な家庭用AC充電器は11kWまで対応し、最短3時間でバッテリーを満たせる。





































































































































































