フォーカスRS「リッチフィールド」チューン 速さ進化 ライド向上も

公開 : 2018.01.25 10:10


専用ダンパーはモード選択が可能

リッチフィールド社によるステージ2のエンジン・アップグレードでは、ECUのリマップに加え、大型のインタークーラーとオリジナルのエグゾースト・システムに置き換えられる。結果、エンジンの最高出力は415ps、トルクは56.5kg-mにまで増強。標準モデルからは、66psと8.2kg-mのパワーアップになる。

更に興味をそそられるのが、シャシー周りのアップグレード内容。サスペンションの専門メーカーとして知られるKW社と密接に協力することで、リッチフィールド社はフォーカスRSに標準で搭載されているサスペンション・モードの切り替え生かした、専用のダンパー・パッケージを開発したのだ。

つまり、リッチフィールド・フォーカスRSは、もともとの切り替えボタンを使用して、ノーマル、スポーツ、トラックのモード選択が可能となっている。

どのモードを選んでも、このダンパーは乗り心地を改善し、衝撃吸収性も向上させている。イギリスのような、路面が荒れた一般道にピッタリの装備だと言える。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

フォード フォーカスの人気画像