FCA、ラングラーの欧州販売「2018年は可能性あり」 フィアット/アルファなども言及

公開 : 2018.06.04 17:40

新型ジープ・ラングラーが11月に英国で発売されるのを受け、今年からFCAグループに入ったアルノー・ルクレールに話を聞きました。彼はこのラングラーがジープの象徴的存在となり、鈍っている販売を再び勢いづけることになると考えています。

もくじ

ジープを再び勢い付ける
ブランドの象徴的存在に
グループ他社について

ジープを再び勢い付ける

新型ジープ・ラングラーが11月に英国に導入される。同社のアルノー・ルクレールはこのモデルがブランドの象徴となり、売り上げを促進することを期待している。

ジープは2009年に23万1701台だった売り上げが、昨年には138万8208台まで成長している。しかし、世界的なSUVブームにも関わらず2017年には少々勢いに陰りが見られた。

FCAグループのセルジオ・マルキオンネ会長は、ジープの欧州チームの業績を「お粗末」と批判した。ルクレールはPSAグループから1月にFCAの英国担当として移籍した。

「2016年と2017年は厳しい年でした。しかし2018年には大きな可能性があります」とルクレールは語る。「現在われわれはマーケットにマッチした商品を持っており、今後もさらに追加予定です」

「ラングラーはジープという販売する全車種に一流のオフロード性能を与える珍しいブランドのアイコン的存在となり、販売を下支えすると考えています。他のSUVブランドは多方面に目を向けていますが、ジープは決してクーペを作ったりしません。4×4こそがわれわれの真髄です」

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