ベントレーSUVのバックオーダー2,000台

公開 : 2013.03.21 11:29  更新 : 2017.06.01 01:49

ベントレーの新しいSUVは、クルー工場ではなくブラティスラヴァ工場で生産されると、年次記者会見で明らかにされた。ベントレーのチーフ、ウォルフガング・シュライバーは、その決定が間もなくされることになるだろうとコメントしている。

この新しいSUVは、2015年あるいは2016年に生産が開始される予定だ。最後に越えるべきハードルが2、3残っているというが、それも間もなく解決するという。

その生産拠点については未だ2つの意見がある。そのひとつは、クルー工場で生産されること。そして、もうひとつが、ポルシェ・カイエンやアウディQ7、フォルクスワーゲン・トゥアレグと一緒にブラティスラヴァ工場で生産されるというものだ。

「われわれは儲けを生み出すクルマを製作すべきだ。」とシュライバー。「われわれにはクルー工場で培ってきたクラフトマンシップ・スキルがある。」とはいうものの、しかし、どちらの工場でもそれは発揮できるとしている。

1年につき3,000台から4,000台の生産を計画している。ベントレーの取締役会はビルト・イン・クルーであることを望んでいるというが、フォルクスワーゲンの取締役会はブラティスラヴァ工場で生産することを望んでいるという。

「われわれ全員がベントレーのために最高の決定がなされることを望んでいる。もちろん、フォルクスワーゲンも、クルーのスタッフが最高で本物のスキルを持っていることはわかっているはずだ。」とシュライバーは語った。

また、例えブラティスラヴァ工場で生産されることになっても、そのインテリア・パーツの多くはクルー工場から出荷されたものを使用することになろう。

昨年、ジュネーブ・モーターショーで発表されたプロトタイプから大きく変更を受けているという。「プロトタイプとは大きく異なっており、すでに最終的なプロダクション・モデルの段階に入っている。現在のベントレーのDNAを持っているが、最新のSUVとして特別なルックスがある。ウッドとレザーのハンドクラフト・インテリアと、パワフルなトルク、そして無理のない加速が魅力のモデルであり、オリジナル・コンセプトとは異なったデザイン改良がされている。」とコメントしている。

既に最終的なデザインを見ずして2,000台のオーダーが入っているという。これは「ベントレーのクルマづくりに疑いを持たない人がそれだけいる証拠だ。」とシュライバーは言う。レンジローバーのトップ・グレードの125,000ポンド(1,800万円)が、ベントレーのエントリー・レベル・モデルの価格であり、そのターゲットは異なるレンジにあるとも言う。

そのターゲットは、中東、ロシア、ヨーロッパ、アメリカ、中国で、とりわけアメリカと中国で50%を占めることが予測される。

2018年には1年につき15,000台の売上目標を立てており、ベントレーの中でも重要なポジショニングのモデルとなる予定だ。

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