【目指すは陸のマリーナ】輸入キャンピングカー販売拠点が相模原に誕生 最新モデルずらり

公開 : 2024.05.01 07:05

・神奈川県相模原市にユーロトイ相模原がオープン
・国内最大級の欧州製大型キャンピングカーの専門店
・運営するトイファクトリーが描く将来の展望とは

欧州大型キャンピングカー専門店

ハイエースをベースとするキャンピングカーの製造台数が国内1位で、新しい楽しみを提案するのが株式会社トイファクトリーだ。同社が欧州製高級キャンピングカーを専門に取り扱う、ユーロトイ相模原が4月27日にオープンした。

ユーロトイ相模原は、国内最大級の欧州製大型キャンピングカーの専門店で、ゆったりと楽しめる6-8m級の大型タイプを広めてゆきたいという想いから開設された。

株式会社トイファクトリーは4月27日、ユーロトイ相模原をオープンした。
株式会社トイファクトリーは4月27日、ユーロトイ相模原をオープンした。    上野和秀

高い天井が特徴のショールームは、大型キャンピングカーが4台ゆったり展示できる広さを誇る。壁面は木材のルーバーで構成し、北アルプスの山脈をイメージした造作とされ、遊び心と温かみのある空間となっている。

ショールーム内にはラウンジやキッズスペースも用意され、天候に左右されずにゆったりと見て商談を進めることができ、上質で豊かな時間を過ごせるように配慮されている。

ロケーションは国道16号線外回りの相模大野2丁目交差点の角にある。東名横浜町田インターから約15分、また圏央道の相模原インターからもアクセスしやすい。

ショールームの裏手にはサービスピットを設置。大型車対応の2基のリフトが設けられ、フィアット・プロフェッショナルの専用テスターとトレーニングを受けたメカニックによる完璧な整備が行うことが可能だ。

欧州の高級ビルダー車を販売

ユーロトイ相模原の母体であるトイファクトリーは、フィアット・プロフェッショナルのフィアット・デュカト正規ディーラーとして、本国と連携して日本国内で万全なサポートを行う。

世界で認められているフィアット・デュカトをベースに、トイファクトリーが持つテクノロジーと日本の丁寧なモノづくりにより艤装され、あらたなスタンダードを作り上げた。

ウエンズバーグMB640
ウエンズバーグMB640    上野和秀

現在トイファクトリーが製作したデュカトの価格は、全長5410mmの5.4が1166万円から、全長5995mmの6.0は1474万円からで、いずれもオプション装備を含まないベース価格となる。

ユーロトイではフィアット・デュカトをベースとするオリジナル・キャンピングカーに加え、ビルダーの視点でセレクトした欧州の高級ビルダーによるキャンピングカーの取り扱いを開始した。

取り扱うのは正規代理店契約を締結したハイマー・グループ最上級ブランドのライカ(イタリア)、エトルスコ(ドイツ)、ウエンズバーグ(ドイツ)で、日本初上陸となる各メーカーの代表的なモデルを取り扱う。

ちなみに各メーカーのプライスゾーンを記すと、エトルスコとウエンズバーグは2000万円台、高級版のライカは3000万円台で、それぞれオプションの選択により価格は変わる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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