新型ベントレー・フライングスパー限定車 エルトン・ジョン・エイズ財団に寄贈 8465万円で落札

公開 : 2019.07.30 16:25

ベントレーは、フライングスパー「ファーストエディション」を、エルトン・ジョン・エイズ財団に寄贈しました。財団主催のオークションに出品され、8465万円で落札されました。

ファーストエディション オークション

ベントレー・モーターズは、チャリティ・オークションに新型フライングスパー「ファーストエディション」を出品し、70万ユーロ(8465万円)の資金獲得に貢献した。

エルトン・ジョン・エイズ財団(EJAF)主催のイベントで初となるオークションは、南フランスのヴィラ・ドラーネで開催された。その収益は、財団および世界規模のプログラムによるエイズと闘うための活動に充てられる。

今回の競売は、サー・エルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュの両者が主催したもので、タニア・ブライヤーが司会を務め、英国のロックバンド、コールドプレイのボーカリストであるクリス・マーチンが特別ゲストとして出演した。

エルトン・ジョンは、27年前にEJAFを設立。四半世紀にわたり、寛大な友人たちや支援者ネットワークの助けを借りて、差別と闘い、感染症を予防し、治療とサービスを提供してきた。エイズ撲滅を政府に働きかけるため、4億5000万ドル以上の資金を集め、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカの何百万という人々に対して活動してきた実績がある。

当日、匿名の入札者と激しい入札を繰り広げたエルトン・ジョンは、次のように述べている。

「この部屋におられる多くの方々による一貫した支援と思いやりによって、エルトン・ジョン・エイズ財団は世界的なリーダーの皆さんとの真のパートナーシップに尽力でき、エイズのない未来を創ることができます」

念入りに作り込まれたディテール、彫刻のようなサーフェス、そしてインテリジェント・テクノロジーを駆使したフライングスパー・ファーストエディションは、生産期間がわずか12カ月に限定されている。

創業100周年を迎えたベントレーは、今回の祭典を支援するため、エクスクルーシブ・コ・クリエーション・ラグジュアリー・サービス(Exclusive Co-Creation Luxury Service)を通じて、フライングスパー・ファーストエディションの新しいオーナーにただ1台だけのビスポーク・モデルを製造する機会を提供する。ベントレーのデザインチームが、英国・クルーにある本社や彼らの自宅で、落札者と協力し合い、膨大な数のエクステリアやインテリアの選択肢を検討し、オーナーのためだけにカスタマイズしたフライングスパーを創り出すまたとない機会となる。

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