前ケータハムのボス、スポーツカー・メーカー、ゼノスを創立

公開 : 2013.09.06 18:00  更新 : 2017.06.01 02:15

ケータハムのボスであるアンサー・アリが、全く新しいスポーツカーを製作するための資金を確保したという。ゼノスというブランドの下、発売される新しいスポーツカーは、プロジェクトE10と名付けられたもので、ロータス・エリーゼ・サイズのプラットフォームにフォード製の197bhpの2.0ℓエンジンを搭載する。

アリはE10が650kg程度のボディ重量になり、これは1トンあたり296bhpになるとコメントしている。このダイレクト・インジェクション・エンジンは、ケータハムに用いられるHE420デュラテックよりも新しい世代のものとなる。また、将来的にはスーパーチャージャー付きエンジンも搭載される予定だ。

ボディはアルミニウム製のチューブラ・フレームと、カーボン製のタブとボディを持つという。

この新しいブランドのための資金は、ニッチ・ビークル・ネットワークという職業技能省にバックアップされたファンドからのものとなる。少なくとも2年以内にE10を発売し、2016年にはオープン・トップ・モデルのE11、2018年にはクーペ・モデルのE12を発表する計画だ。

E10のパフォーマンスに関してはヴォール05、KTM X-Bow、そしてケータハム620Rがライバルになるという。しかし、その価格がどのぐらいになるかまでは発表されていない。

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