【マツダRX-9消滅!?】「スカイアクティブR」に対するマツダの思いは ハイパフォーマンス系REどうなる
公開 : 2020.12.27 11:05
レンジエクステンダーEV向けのみ?
結局、ロータリーエンジンはレンジエクステンダーEV向けのみなのか?
それを、スカイアクティブRと呼ぶことになるのだろうか?

スポーティモデル、例えば「RX-9」といったイメージのクルマとの融合はあるのかないのか?
直近のマツダ技術開発長期ビジョン(2017年8月発表)で公開された、次世代技術ロードマップでは、2019年からスカイアクティブX、マイルドハイブリッド、EV、また2020年からスカイアクティブD第2世代、さらに2021年からプラグインハイブリッド車導入とあり、これらは着実に実行に移っている。
丸本明社長は2020年上期の決算説明で、技術ロードマップを近くアップデートすると発言しているが、その中にスカイアクティブRが組み込まれる可能性は低いと、筆者はみる。
その上で、2020年5月にグランツーリスモSPORT向けのバーチャルレースカーとして、「RXビジョンGT3コンセプト」を登場させたこと。
また、スポーティなイメージを持つ、各モデルの「ブラックトーンエディション」のセールスプロモーションとして、RXビジョンGT-3コンセプトが持つ、「美しく、速く」という商品イメージを活用したこと。
これらは、ハイパフォーマンス系スカイアクティブR搭載車の量産を待ち続けているマツダファンに対する「マツダの礼儀」なのだと思う。