【パフォーマンスEV登場か】メルセデス、EQシリーズにAMG仕様導入を計画 1台目はEQA?
公開 : 2021.02.10 18:05 更新 : 2021.04.27 07:03
メルセデスはEVのEQシリーズ全体にAMG仕様を導入する計画を進めています。最初はEQAと予想されます。
EQシリーズすべてにAMGを展開
メルセデス・ベンツのCOO兼R&Dの責任者であるマーカス・シェーファーによると、同社の主要サブブランドは将来的に統合され、EVのEQシリーズに本格的なAMG仕様を導入する計画があるという。
新型EQAの発表後に記者団に語ったシェーファーは、「AMGの方向性に沿った電動プラットフォームが登場する」ことを明らかにした。具体的なプラットフォームの詳細は明かされなかったが、シェーファーはこの発言の後に次のように述べた。「EQA、B、S、Eのパフォーマンス仕様が出るでしょう」
これらのモデルの発売日はまだ発表されていないが、順番的にEQAのAMG仕様が最初に登場すると予想される。
他には、GLBをベースにした7人乗りのEQB、ラグジュアリーサルーン&SUVのEQS、エグゼクティブサルーン&SUVのEQEがある。ライバルのEVに対抗するため、AMG仕様では600psを超える出力を持つモデルが用意される可能性が高い。四輪駆動がほぼ確実で、各アクスルにモーターを搭載し、高度なトルクベクタリング機能も提供するだろう。
ライバルの動きを考えれば、AMGチューンのEQモデルを展開するのは自然な流れのように思える。テスラの定評あるパフォーマンスモデルに加えて、アウディはeトロンGTにRSバージョンを設定し、BMWは今年後半にMチューンのi4を発表する予定だ。