メルセデス・ベンツEQA 250リコール届出 モーター電気配線不具合 走行不能となるおそれ

公開 : 2022.12.14 06:45

メルセデス・ベンツ日本は、EQA 250計241台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

電気配線の不具合

メルセデス・ベンツ日本は、2022年12月13日付で、EQA 250(2020年10月26日~2021年5月18日輸入)計241台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、フロントモーターの電気配線の配索指示が不適切なため、フロントモーターのサポートフレームに干渉し、被覆が摩滅することで短絡し、警告灯が点灯して出力が低下するなどの不具合が発生することがある。

メルセデス・ベンツEQA 250の一部機種が対象
メルセデス・ベンツEQA 250の一部機種が対象

短絡する電気配線の種類によっては、最悪の場合、走行不能に至るおそれがあるという。

改善措置として、全車両、電気配線を点検。サポートフレームと干渉している場合は、配線に保護材を装着する。なお、配線に損傷がある場合は、修理をおこなったうえで保護材を装着する。

同様の不具合は1件確認されており、ドイツ本社からの情報提供によりリコール届出となった。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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