【傾向と対策】F1世界選手権 全23コース紹介 バーレーンからアブダビまで

公開 : 2021.05.09 18:05  更新 : 2021.07.12 18:31

第15戦:ソチ ロシアGP(9月26日)

特徴

それほど刺激的なコースレイアウトではありません。路面のグリップが非常に低いので、タイヤの劣化が少ないのが特徴です。第1コーナーでは、いつもちょっとしたカオスが発生します。

セットアップ戦略

グリップが低いので、タイヤの働きを助け、適切なハンドリングを得られるようなマシンが必要です。また、ブレーキの安定性も非常に重要です。

ベストなオーバーテイクスポット

ロシア・クラスノダール地方にあるソチ・オートドローム
ロシア・クラスノダール地方にあるソチ・オートドローム

第1コーナーはもちろんのこと、第4コーナーやバックストレートエンドの第13コーナーなど、2つ目のDRSゾーンでもオーバーテイクが見られました。

ラップタイムに重要なコーナー

第1コーナーですね。遅めにブレーキをかけて、上手く抜けていく必要があります。

難しいゾーン

最後の2つのコーナーの直前にある左右のシケイン(第15、16コーナー)はキャンバーが入っています。

最多勝利

ルイス・ハミルトン:4回(2014年、2015年、2018年、2019年)

第16戦:シンガポール シンガポールGP(中止)

特徴

ドライバーにとってもパドック全体にとっても人気のスポットです。コースレイアウトは実に挑戦的で、最も長いラップタイムを誇るコースの1つです。タフで容赦のないサーキットですね。

セットアップ戦略

高いダウンフォースを持ちながら、バンプに乗っても安心できるようなマシンを。

ベストなオーバーテイクスポット

シンガポールの市街地コース、マリーナベイ・ストリート・サーキット
シンガポールの市街地コース、マリーナベイ・ストリート・サーキット

最初のDRSゾーンの後、第7コーナーです。

ラップタイムに重要なコーナー

たくさんありますね。第5コーナー、アンダーソン・ブリッジの後の第13コーナー、そして最後の2つのコーナーの前にある右/左シケイン(ターン20/21)ですね。

難しいゾーン

すべて。タイヤを維持するのが難しいんです。

最多勝利

セバスチャン・ベッテル:5回(2011年、2012年、2013年、2015年、2019年)

第16戦:イスタンブール トルコGP(10月3日)

トルコのイスタンブール・パーク・サーキットは、もともと2021年のF1カレンダーには入っていなかったが、中止されたシンガポールGPの代わりに開催が決定した。

画像のコースレイアウトは、2020年にレースに基づいて作成されたもので、2021年のDRSゾーンは執筆時点ではまだ正式に確定していない。

イスタンブール・パーク・サーキット
イスタンブール・パーク・サーキット

第17戦:鈴鹿 日本GP(10月10日)

特徴

今や究極のドライバーズコースになりました。スパやシルバーストーンほど浄化され過ぎていません。

セットアップ戦略

バルセロナと同様、ダウンフォースが最大の武器となりますが、ブダペストやモナコとは異なり、抵抗についても考慮する必要があります。

ベストなオーバーテイクスポット

三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット

難しいですが、DRSを使って第1コーナーやシケインに入っていきます。

ラップタイムに重要なコーナー

エセスです。

難しいゾーン

同じくエセスです。

最多勝利

ミハエル・シューマッハ:5回(1995年、1997年、2000年、2001年、2002年、2004年)

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