【バッテリー工場増設】メルセデス・ベンツ 2030年までに全モデル電動化 具体的な計画は

公開 : 2021.07.23 18:25

次世代バッテリーとギガファクトリー

メルセデスは、EVの急速拡大を実現するために、世界中に計8か所のEV用バッテリー工場を新設する。1つは米国に、4つは欧州に建設し、合計で200GWhの生産能力を持つことになる。

欧州に新設予定の工場の1つは、まだ名前の明かされていない技術パートナーと共同で運営される予定だ。メルセデスは、このパートナーシップ契約が正式に締結された暁には、さらなる詳細を明らかにするとしている。

メルセデス・ベンツEQA
メルセデス・ベンツEQA

次世代バッテリーについては、「高度に標準化されており、メルセデス・ベンツの全モデルおよびバンの90%以上に使用できる」という。また、シリコン・カーボンの複合負極素材を用いてエネルギー密度を高め、「これまでにない航続距離と、より短い充電時間」の実現を目指している。

また、エネルギー密度と安全性を大幅に向上させる全固体電池の開発については「パートナーと協議中」としている。

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