三菱eKクロスEV 長期テスト(2) 実際のところ、どれくらい走るのですか?

公開 : 2023.11.28 18:15

・三菱eKクロスEV長期テスト
・そもそも1充電でどれくらいの距離を走るのか?
・ミックスした環境で検証

基本的は何も気にせずに

三菱eKクロスEVの電力にまつわる使い勝手を調べるにあたり、基本的は何も気にせずに走ることにしました。

テスト期間の総走行距離は3375km(一般道=2655km/高速道路:580km/峠:140km)。エアコンも我慢せず。一般道から高速道路、峠道も積極的に走り、環境が偏らぬようミックスして走ることで、国内の多くの読者の参考になるようにしました。

三菱eKクロスEVの電力にまつわる使い勝手を調べるにあたり、基本的は何も気にせずに走ることにしました。
三菱eKクロスEVの電力にまつわる使い勝手を調べるにあたり、基本的は何も気にせずに走ることにしました。

計測期間は、すべて急速充電器を使用。このシチュエーションを維持しました。

とここで、電動車の電費について、事前にお伝えしたいことがあります(ご存知のかたはスルーしてくださいませ)

ICEの場合、燃費は、距離(km)を入れた燃料の量(L)で割れば、算出できますよね。

電気になったとたん、kWだとか、kWhだとか、なんだか理科の授業に逆戻りした気分で、そこだけでアレルギー反応が出てくるかたもいらっしゃるかもしれません。

種類、総電圧、総電力量……あーっ!

ですので、「めちゃくちゃ」シンプルに解説します(実際はかなり細かい計算をしまくってます)

いきなり結論! (難しい計算式はぜんぶ端折って)eKクロスEVは、満充電の状態から、全テスト区間平均で、平均143km走ることができました(もう一度お伝えしますが、エアコン気にせず、わりとわがままな環境かつ複合環境での数字です)

また涼しい気候のほうが、より多く走れ、暑い気候だと少し距離が短くなりますよ!

もうこれだけわかって頂ければ、よいかなと思います。

やすいと考えるか、高いと考えるか

ちなみに、1回の充電は、30分1スロットとなっています。カードは一般利用の場合、ベーシックプランが月額550円。プレミアムプランは月額1650円(無料充電500円分あり)です。

三菱の販売店で急速充電する場合は、30分で165円。高速道路やコンビニ、商業施設で充電する場合は30分でベーシックプランが396円、プレミアムプランが264円。日産などのほかメーカーで急速充電する場合は30分495円でした。

平均143kmを走ることができる。これをどう捉えるかですね。たとえば、自宅から90km離れた熱海まで行く場合、みるみる残量が減るので泣きそうになりました。いっぽうで、5km離れた保育園まで子どもを送り迎えするようなときには、まったく気になりません。
平均143kmを走ることができる。これをどう捉えるかですね。たとえば、自宅から90km離れた熱海まで行く場合、みるみる残量が減るので泣きそうになりました。いっぽうで、5km離れた保育園まで子どもを送り迎えするようなときには、まったく気になりません。

これをやすいと考えるか、高いと考えるか。皆様はいかがでしょうか?

また、平均143kmを走ることができる。これをどう捉えるかですね。たとえば、自宅から90km離れた熱海まで行く場合、みるみる残量が減るので泣きそうになりました。

いっぽうで、5km離れた保育園まで子どもを送り迎えするようなときには、まったく気になりません。つまり使い方しだいですね。

後者の場合は、急速充電の運用でも困りませんでした。自宅と急速充電器の位置関係にもよるでしょう。

また30分の充電時間をどう捉えるか。僕はラップトップでメール返信や原稿書きをやっていればあっという間でした。ユーチューブを見ていたらもっとあっという間というかんじ。また充電しながら他オーナーを観察していると、スマホのつぎに多いのが、クルマの拭き掃除をしているかたたち。

あなたならどうする? 以上、電気にまつわるレポートでした。このあと、もう1人ユニークなオーナーさんをご紹介します!

記事に関わった人々

  • 撮影

    小川亮輔

    Ryosuke Ogawa

    1986年生まれ。幼少期から父親の影響でクルマに惹かれている。独身時の愛車はシボレー・コルベットC5 V8 5.7Lのミレニアムイエロー。現在はレンジローバーV8 5.0L(3rd最終型)に家族を乗せている。2022年、SNSを通してAUTOCAR編集部の上野太朗氏に発掘される。その2日後、自動車メディア初仕事となった。instagram:@ryskryskrysk
  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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