三菱の軽EV「eKクロスEV」一部改良 新色追加で計10色展開へ 利便性/安全性も向上

公開 : 2024.05.18 11:45

三菱は軽EVである「eKクロスEV」を一部改良しました。スマホ関連の車内空間アップデートや安全面を性能を向上させ、外装色に関しても2トーン5色/モノトーン5色の全10色をラインナップします。

軽EV「eKクロスEV」

三菱は、軽EV「eKクロスEV」の利便性や安全性を向上するなど一部改良を施し、販売を開始した。

メーカー希望小売価格(税込)は、256万8500円~313万1700円。令和5年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象で、55万円の補助金を受けた場合の実質的な購入額は約200万円~となり、さらに地域によっては自治体からの補助金を活用することが可能だという。

主な変更点

利便性向上

三菱「eKクロスEV」一部改良
三菱「eKクロスEV」一部改良

定額で車内Wi-Fiのインターネット接続が可能になり、データ通信量を気にすることなくオンラインの動画/音楽/ゲームなどが楽しめる。なお、ニーズに合わせて利用期間を選ぶことができるという。

スマートフォンアプリを使って遠隔で多様な操作が可能な「eKクロスEV」のコネクティッドサービス「三菱コネクト」の機能を強化し、新たにリモートドアロック/アンロック機能を追加。現在提供中のリモートエアコン(遠隔でのエアコンのオン/オフ)や駐車位置確認などの機能に加え、遠隔でドアの施錠/解錠が可能になり、日常での使い勝手を向上させる。

安全性向上

運転支援機能「三菱eアシスト」を搭載し、サポカーSワイドに対応している安全機能をさらに強化し、エマージェンシーストップシグナルシステムを新たに採用した。急ブレーキをかけたときやABSが作動したときにストップランプが自動で高速点滅。後続車に注意を促す。

またマルチアラウンドモニターをPグレードに、リアビューモニター付きルームミラーをGグレードに標準装備とし、車両後方の視認性を向上させた。

その他

新色として、2トーンのアッシュグリーンメタリック×ホワイトソリッド/ライラックピンクメタリック×ブラックマイカ/モノトーンのアッシュグリーンメタリックを追加し、既存のボディカラーと合わせて2トーン5色/モノトーン5色の全10色展開とした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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