レンジローバーLWBデビュー

公開 : 2013.10.29 15:00  更新 : 2017.06.01 02:15

ランドローバーは、22年の歴史の中ではじめてレンジローバーのロング・ホイールベース・バージョンを発表した。このモデルは、来年3月の発売が予定されており、来月のロサンゼルス・モーターショーと中国で行われる广州モーターショで同時に発表が行われる。

トップ・グレードであるオートバイオグラフィーのみの設定で、全長5.2mのこのレンジローバーの価格は£140,000(2,200万円)程度になるとされる。もちろん、最も高価なレンジローバーである。また、ハイブリッド・バージョンも来年後半には追加される予定だが、こちらは£150,000(2,360万円)になる。

ボディは、140mmのロング・ホイールベース化が行われ、その余裕はそのままリアのレッグ・スペースの拡大に繋がっている。また、スタイリングはリア・ドアが延長されている。

LWBモデルのリア・シートは伝統的なベンチシートと、独立したエグゼクティブ・クラス・シートを選ぶことが可能。どちらとも、標準的なレンジローバーのリア・シートに対し8°ほど多くシートバックを倒すことが可能。また、パッセンジャー・シート・スライド・アウェイという後部の乗客が電動でフロント・シートをスライドさせる仕組みも組まれている。

LWBモデルは、パワード・スライド・ドアと、パノラミック・ルーフが標準。Lのバッジはリアとフロントのアーチ後部に取り付けられる。トリムは、オートバイオグラフィーまたはオートバイオグラフィー・ブラックのみ。オートバイオグラフィー・ブラックのトリム・レベルは、ベントレーはメルセデスSクラスにも劣らないもの。

リア・シートには本革で覆われたトレイ・レーブル、USBチャージ・ソケット、10.2インチ・モニター、18ウェイ電動シート、マッサージ機能、LEDムードランプなどが装備される。

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