第21回 フィアット・フェスタ 2014

2014.06.08

text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)

 
フィアット乗りの1年を代表する祭典として親しまれているフィアット・フェスタが今年も水上高原の宝台樹スキー場を舞台に開催された。前日の関東地方は記録的な大雨に見舞われたが、当日は朝からまぶしいばかりの日差しが降り注ぐフィアット日和となった。

フィアット・フェスタのテーマは「走る、見る、触れる楽しさ」を基本に行われるだけに、集まってクルマを並べて談笑するだけではなく、排気量、年式でクラス分けされたジムカーナに挑み、会場を起終点とする本格的ながら初心者でも気軽に参加できるタイム・ラリーの「トロフェオ・ラリー」が今年も行われた。

会場ではプロショップが出店し、フィアット・フェスタ限定のお買い得品が用意され、一方アマチュアがレアなお宝を持ち寄るフリーマーケットも行われ、どちらも賑わっていた。

午後から雨に見舞われてしまったが500台以上もの来場を数え、フィアットを始めとするイタリアの小型車の祭典は、今年も大いに盛り上がっていた。

  • 会場には新旧のフィアットが集まり、希少な124アバルト・ラリーや131アバルト・ラリーもやってきた。

  • 現行のアバルトから、新旧のフィアット、ランチア、アルファ・ロメオの各タイプが勢揃い

  • ジムカーナの練習走行に先駆け、ドライバーズ・ミーティングで注意点が伝えられた。

  • アバルトをイメージした雰囲気あるモディファイがなされたフィアットX1/9は、豪快な走りを披露。

  • 貴重なフィアット・ジャンニーニ128NPラリーもジムカーナに挑み、ベテランならではの華麗な走りを見せた。

  • トロフェオ・ジムカーナには数多くのアバルト500がチャレンジし、俊敏な走りを披露した。

  • ランチア・イプシロンもジムカーナに挑戦。細かくクラス分けされているので、入賞の機会が多いのが特徴。

  • イタリア車ならどのメーカーのモデルでも参加できる、ドライブラリーが会場を起終点に午前中に行われた。

  • トゥルッコを始めとする数多くのプロショップが出店し、会場限定のお買い得品が用意され人気を集めた。

  • G-TECH JAPANは、スポーツスターGTを始めとするオリジナル・コンプリートカーを展示した。

  • アマチュアによるフリーマーケットは数多くの出店があり、お宝を探すエンスーで賑わっていた。

  • 懐かしのアルトビアンキA112も来場。細部までこだわったモディファイはお見事。

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