トヨタとマツダ、技術提携か

公開 : 2015.05.13 22:20  更新 : 2017.06.01 02:09

どちらの会社もまだ正式にコメントしていないが、ロイターによればトヨタマツダが技術提携を行うことを前提に話あっているという。それは、今後ますます厳しさを増すエミッションに対し、それぞれの得意分野の技術を補完しあうことで、開発費を抑える目的があるという。

この合意では、マツダがSkyActiveテクノロジーをトヨタに供給し、一方トヨタはプラグイン・ハイブリッドと燃料電池のテクノロジーをマツダに供給することが取り決められるという。

開発経費を分担することは両方のブランドにおいて有利で、それぞれが得意分野に浮いた費用を注ぎこむことができる。

すでにトヨタはサイオンiAとしてマツダ2をベースとしたモデルを発表している。また、次世代のトヨタ・ヤリスも、マツダ2をベースにしたモデルになると考えられる。

マツダの代表取締役である小飼雅道は、同社が一社では開発ができない技術、例えば電気パワートレインなどについては、他社の知恵を借りたいとかねがね語ってきた。またトヨタの豊田章男社長も、他のメーカーとの協力を増やして行きたいと考えているようだ。既にトヨタはBMWと共同で新しいスポーツカーの制作に掛かっている。

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