次はヤナセ! フェラーリ正規ショールーム「ヤナセ フィオラーノ モトーリ」新宿にオープン

公開 : 2024.04.30 08:05  更新 : 2024.04.30 10:05

2024年4月27日に新宿区にて営業開始するヤナセ初のフェラーリ正規販売拠点「ヤナセ ヤナセ フィオラーノ モトーリ」。それに先駆けたオープニングセレモニーの様子をAUTOCAR編集部がお届けします。

山手通り沿いに出現したフェラーリブティック

ヤナセ フィオラーノ モトーリ」は、首都高速中央環状線「西池袋出入口」付近に位置しており、付近には駅も多く公共交通機関のアクセスにも優れる好立地。

店舗の内外装にはフェラーリの最新CIを導入したショールームとなっている。外見は控えめな印象を受けるが、ひとたびディーラーの内へ入ると、洗練されたモダニズムを感じさせつつ随所に赤をちりばめており、フェラーリらしい艶やかな世界観に浸ることができる。

控えめだが均整の取れた美を感じる外観
控えめだが均整の取れた美を感じる外観    ヤナセ

デリバリーセレモニー専用スペースを備えるほか、イタリアの宝石のような家具たちが作り出す、威厳のある一流クラブのようなラウンジも見どころだ。それに加えて充実したワークショップまで併設し、アフターサービスも徹底しておりヤナセの意気込みが伺い知れる。

なぜ?激戦区に出店のワケ

フェラーリのような車種を取り扱うにあたって、キーワードとなるのが「豊かな都市」。それゆえ日本においては東京以外はあまり視野に入らなかった、と説明してくれたのはヤナセ広報の福城和也氏。「豊かな都市」であること以外にも、諸交通機関のアクセス性や、ヤナセ既存のカスタマーがフェラーリへ流入することを考えても、東京ほぼ一択であったそうだ。

フェラーリを取り扱うインポーターとしては最後発であるヤナセだがインポーターとしての歴史は他より長い。その点で板金や塗装、アフターサービスの実績や経験を豊富に持っていることからも今後の展開が楽しみだ。

296 GTS、ローマ スパイダー、プロサングエ
296 GTS、ローマ スパイダープロサングエ    ヤナセ

また、セレモニー当日に展示していた296 GTS、ローマ スパイダー、プロサングエといったフェラーリの最新ラインナップはゴールデンウィーク明けから注文できるとのこと。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は1983年式アウトビアンキA112アバルト。丸1年かけて自分でレストアし、ついに乗られるようになった。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部の上野太朗さんからオファーをいただき現在に至る。instagram:@h_r_boy_

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