レンジローバー・スポーツが今秋フェイスリフト

公開 : 2016.08.17 04:40  更新 : 2017.12.14 12:31

レンジローバー・スポーツは今年後半にフェイスリフトを予定しているが、新しい2.0ℓ4気筒のインゲニウム・ディーゼルを搭載したモデルで£59,700(780万円)からという値付になりそうだ。

また、インゲニウム・エンジンの搭載の他、アップグレードされたインフォテインメント・システムや、半自動運転テクノロジーも目玉となる。

CO2排出量は164g/km、燃費は16.1km/ℓという値を持つインゲニウム・ディーゼルが、新しいレンジローバー・スポーツで最も経済的なモデルとなる。ネーミングはSD4 HSEとなり、0-97km/h加速が8.0秒というパフォーマンスを持つ。このSD4 HSEは、これまでの3.0ℓディーゼルのSD V6に代わるエントリー・モデルだ。

この上に、340psの3ℓV6ガソリン・スーパーチャージド・ユニットと、5.0ℓのV8がラインナップされることになる。3ℓV6ガソリンは、CO2排出量が243g/km、燃費が9.5km/ℓで、0-97km/h加速は7.1秒だ。

半自動運転には、低いグリップの路面でトルクをコントロールするロー・トラクション・ラウンチをはじめ、自動緊急ブレーキ、ブラインド・スポット・アシスタンスや、道路標識を読み込んで自動的に制限速度をキープするインテリジェント・スピード・リミッターなどが含まれる。

また、ステアリング入力、時刻、移動時間などを分析してドライバーの疲労を警告するシステムも新しい技術だ。

インフォテインメント・システムは、インコントロール・タッチ・プロで、10.0インチのタッチスクリーン・ディスプレイを備える。このインフォテインメント・システムの採用によって、ダッシュボードからいくつかのボタンが廃止される。

このレンジローバー・スポーツのフェイスリフトは、最近発表されたレンジローバーのアップグレードに続いて行なわれる予定だ。



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