Juju(野田樹潤)ブログ

2021.03.21

Juju(野田樹潤)のUS F4進出。3月26日の第1戦に向けて、テストやチームの状況をお伝えします。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第50話:嬉しいトップタイム F4 US第1戦への気持ち

もくじ

待望の新車、でもトラブルは色々と
チームは4台体制! 少しずつ状況変化
自信は7割! 残り3割もこれから

待望の新車、でもトラブルは色々と

アメリカはチャンスが多い国。プロトタイプスポーツカーに乗れるチャンスもあった。Jujuにとって初めての体験。

こんにちは、Jujuです。今回は3月6日~9日の4日間、米バージニア・インターナショナル・レースウェイで行われたUS F4のプレシーズンテストの模様を振り返ります。

最初に良い結果から報告しておきますね。

なんとわたし、テスト最終日の最後のセッションでトップタイムを記録できました~!

といっても、テストの4日間は決して順調ではなかったでんですけどね。色々あったんですよ。

新車の納車が2か月近く遅れたためにジェイ・ハワード・チームが所有する古いシャシーで走り込もうとしたのですが、それが壊れまくってなかなかうまく走れなかったこと。

そしてシーズン開幕直前になってUS F4のレギュレーションが変わり「レースが開催されるサーキットでF4マシンをテストしてはいけない」となりました。

ここまでは前回お伝えした通り。

このため今回のテストは新車のブレーキやギアボックスのアタリをつけるランニングインから始めたのでした。

ところが新車のシェイクダウンでも色々トラブルが出てしまったんですね。

特に1日目のギアボックスのトラブルは悔しかった。ようやく思いっきり走れるぞ! と思っていた矢先でしたから。

新車というと聞こえがいいですけど、レーシングカーって少量生産の手作りなので、不具合というのはあって当然みたいです。

結局テスト3日目まではセッティングを色々と決めていきたいのに、トラブルに足を引っ張られた格好になってしまったのでした。

ま、トラブルを出し切るためのテストでもあるのですが……ね。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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