Juju(野田樹潤)ブログ

2025.05.08

ヨーロッパでの走り込みを終え、スーパーフォーミュラ第3戦、第4戦に挑んだJuju選手。思わぬトラブルが待ち構えていました。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第116話:ダブルヘッダーのもてぎ、トラブルを克服、次に繋がる手応えアリ!

もくじ

止まらないブレーキ、どうして!

目の前でクラッシュ、波乱の幕開け

次につながる17位フィニッシュ

止まらないブレーキ、どうして!

みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。

ヨーロッパでのテスト走行から帰ってきて挑んだスーパーフォーミュラの第3戦と第4戦、モビリティリゾートもてぎラウンドのダブルヘッダーが無事終わりました。今回はそのレポートです。

今回もダブルヘッダー。昨日より今日、今日より明日が良くなりますように!

よく、好きなサーキットを聞かれることがありますけど、もてぎは……、リズミカルなサーキットではないですよね。ガツンとブレーキを踏んで直線に向けて立ち上がっていくようなイメージ。気に入っているのは菅生かな~。

それより私のもてぎのイメージって、小学校低学年の時、2年だけでしたが住んでいたことがあるので、サーキット以外の印象の方が強いんです。その当時から私たち家族のことを知ってくれている居酒屋さんがあって、今回もそこにご飯を食べに行きました!

もてぎの街は『勝手知ったる場所』という感じ。懐かしい知り合いが来てくれたりも。

さて、レースの方はというと、フリー走行の走りはじめからブレーキの具合がよくありませんでした。

これは前戦の鈴鹿でも少しだけ、その予兆のようなものは感じていたんです。でも、鈴鹿はもてぎに比べてそこまでしっかりブレーキングして入るコーナーが多くないので、あまり大ごとだと感じなかったのかも。

不調があっても、走り出したらそれを言い訳にはできません。完走できてよかった!

ブレーキの効きが悪く止まれないので、微妙なブレーキのコントロールも難しく、という感じ。セッションごとにメカニックさんたちがブレーキ関係を見直してくれ、金曜日の夜は真夜中まで作業をしてくれたのですが、解決には至らず。第3戦の予選と決勝は、思うような走りができませんでした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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