【AUTOCAR BAZAR】ピニンファリーナ時代が忘れられないあなたへ F430スパイダー

公開 : 2024.04.01 07:05

・ブルーとタンのコンビネーション ふだん着でもサマになる
・オープンエアで味わうV8サウンド
・いまベストバイのフェラーリ

もくじ

いまベストバイ
基本情報
店舗情報

いまベストバイ

フェラーリF430スパイダーは、いまでも絵になるクルマだ。往時に活躍したレーシングカーのデザインが引用されたフロントまわりの意匠などがとにかくカッコイイ。

定番の赤外装/黒内装もいいが、REGAL MOTORSがストックしているエクステリアがブルーツールドフランス、インテリアがタンのような洒落た色づかいのクルマもステキだ。

青系のボディカラーをチョイスすると、ジーンズやデニムスカートで乗ってもイケてる感じになるところがウレシイ。思い立ったときに、パートナーと普段着のまま出かけてもサマになるだろう。

これからの季節は風を感じながらのオープンエアドライブも快適なので、パートナーの満面の笑みとV8サウンドを楽しみながら風光明媚なところを巡ってみたくなる。そういったシーンでF430スパイダーは最良の相棒になってくれるので、オーナーの期待に応えてくれるはずだ。

ピニンファリーナが手がけたボディデザインがあまりにも美しいのでまったく旧さを感じさせないが、フェラーリF430スパイダーが登場したのは2005年のこと。早いもので、もうすぐデビューしてから20年になるのだ。

そういったこともあり、2004年に発売されたクーペを含むF430シリーズは、いまちょうど買いやすい時期に突入しており、ユーズドカーマーケットにおいて最も狙うべきフェラーリとなっている。

ちなみに、F430スパイダーの相場は1300万円~2000万円といった感じで、これは性能の高さを考えればバーゲンプライスだ。特にREGAL MOTORSで取り扱っているような良質車であっても1400万円程度でゲットできるのだから、もうビックリである。

以前は数百万円で流通していた355シリーズが跳ね馬のエントリーモデルとして数多くのファンを獲得したが、そういうイイ時代はとっくの昔に過ぎ去ってしまったのだ(いまや355シリーズは、コレクターズアイテム)。

現在360シリーズもリーズナブルで買いやすいが、F430シリーズよりもパーツの上昇率が高く、エンジンのタイミングベルト交換などが必須事項なので、ちょっとだけ覚悟が必要となる。

F430シリーズはタイミングベルトからチェーンに変更されたことでエンジンの耐久性がアップ。壊れたところをちょこちょこ修理するぐらいで維持することができ、車検時も少ない出費で済む場合があるのでベストバイなのだ。

REGAL MOTORSで販売しているフェラーリF430スパイダーはF1マチックなので、誰でも気軽にドライブすることができる。渋滞にハマるのはさすがにツライというかオモシロくないので郊外に乗って行くのがベストだが、セミAT仕様なのでストップ&ゴーが多い都市部をウロウロできる安楽さも持ち合わせている。

先日53歳になったが、いまでも京都、大阪ぐらいであれば東京から1974年式の旧車で行っているので、ロングツーリングの相棒としてF430スパイダーを使うようにして、関西の中心街での仕事をこなし、すぐさま関東に戻るような付き合い方ができたらサイコーだ。

ブルーツールドフランスのユーズドV8フェラーリは、ジャケ買いならぬ色買いしてもいい優良物件なので、ビギナーもベテランも狙ってみてほしい。

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基本情報

消費税込み総支払額

1414万2000円

消費税込み本体価格

1378万円

車検日

2025年1月

年式

2005年

距離

3.8万km

トランスミッション

セミAT

ボディカラー

ブルーツールドフランス

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店舗情報

店名

REGAL MOTORS

住所

東京都練馬区貫井4-16-10-1F

営業時間

10:00-20:00

定休日

不定休

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記事に関わった人々

  • 執筆

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 撮影

    小川亮輔

    Ryosuke Ogawa

    1986年生まれ。幼少期から父親の影響でクルマに惹かれている。独身時の愛車はシボレー・コルベットC5 V8 5.7Lのミレニアムイエロー。現在はレンジローバーV8 5.0L(3rd最終型)に家族を乗せている。2022年、SNSを通してAUTOCAR編集部の上野太朗氏に発掘される。その2日後、自動車メディア初仕事となった。instagram:@ryskryskrysk

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