試乗 ジープ・ラングラー・ルビコン 「好きなひとは、より好きに」洗練上回る魅力

2018.07.25

あくまでオフローダー

総じて良い出来だが、例えば、あなたがボルボXC60のラグジュアリーさに慣れてしまっているのなら、ラングラーに乗り換えるのは考え直した方が良い。いうなればラングラーは「大人の遊びグルマ」だ。確かに右ハンドル仕様にはGPSナビやリアビューカメラ、ブラインドスポットセンサー、サイドビューアシストセンサーが備わっている。だが、舗装路を走るために作られたクルマではないのだ。

これは、舗装路を走ってみればすぐにわかる。より洗練された「サハラ」のタイヤであっても、まるで乱気流の中の飛行機に乗っているような感覚だ。

ルビコンには17インチ255/75のBF グッドリッチ製オールテレーンタイヤが装着され、ロードノイズはまるで軍用の護送車か風力発電所のようだ。3.7回転のロックトゥロックと相まって、最初の0.2回転の反応は鈍い。

キャンバストップに落ちる雨音はテントの中にいるようで、フロントガラスからはパチパチとベーコンが焼けるような音がする。風切り音もかなりのもの。おそらく斜めからの風が原因だろう。

一方で、新しい2.2ℓディーゼルエンジンは比較的静かで、200ps、45.9kg-mと十分にパワフル。8速ATとの相性も良い。

 
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