海外初試乗

2018.09.16

ここまできた牛乳配達車 ストリート・スクーターに試乗

DHLストリート・スクーター

DHLが自社の配送車用に開発

そのDHLが、もとはアーヘン工科大学が設立したEVメーカーだったストリートスクーター社を2014年に買収し、その2年後に自社用の電動配送車を一品製作でつくりはじめた。既存のメーカーが製造に難色をしめしたのでみずから始めたと、DHLではコメントしている。

それがいまやドイツ国内では、DHLの属するドイツ・ポストのグループ全体あわせて6000台をこえるストリートスクーターが稼働しているという。さらに、ミルク&モアのような外部企業からの関心の高まりをうけ、全体で年産2万台の生産能力を獲得すべく2番目の生産工場を立ちあげる予定だ。これまでの成功をうけ、DHLでは派生的な位置にあるEV事業も2020年には黒字に転じるとみている。

とはいえ、ストリートスクーターの次期モデル開発費用を視野に入れてのことかもしれないが、製造部門を売却するか業務提携で費用を分担したいとの意向を示しているのも事実だ。

幸い、そういった話はさきのイアン・ベアードウェルにはまるで関係のないことだ。彼の配達行程に密着するわたしの目には、いくらストリートスクーターの運転がかんたんだといっても、すくなくともステアリングを握るところはまるでひと休みしているようにも映る。

彼の運転をじっくり観察して、だいたいの運転方法はのみこめた。ブレーキペダルを踏み、始動ボタンを押して作動を開始し、シフトレバーをドライブに入れ、前方の安全を確認し、サイドブレーキを解除していざ発進だ。

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