【立派になりすぎた?】フォルクスワーゲン・ゴルフGTI ゴルフRある今、「伝説」の存在価値は?

2020.07.04

サマリー

VWゴルフは世界のベンチマークであり続けています。そしてGTIは代名詞と言っても良いほど世に知られています。長い歴史で、より速いモデルが出現。GTIも公道で十分すぎる性能に。それでも存在価値はあるか検証します。

もくじ

世界のベンチマーク、VWゴルフ
新型ゴルフ8もGTI設定 決定済み
公道 もはやポテンシャル引き出せず
GTI TCRやゴルフRも 存在意義は
GTI 存在感が全く薄れぬワケは?
フォルクスワーゲン・ゴルフGTIパフォーマンスのスペック

世界のベンチマーク、VWゴルフ

text:Toshimi Takehana(竹花寿実)
photo:Satoshi Kamimura(神村 聖)

ドイツが世界に誇るコンパクトカーであるフォルクスワーゲン・ゴルフは、1974年の初代デビュー以来、優れた走行性能と高い実用性で世界のベンチマークであり続けている。

特に伝統的にコンパクトカーのシェアが大きいヨーロッパでは、数十年にわたり販売台数ナンバー1の地位を守り続けてきた。

フォルクスワーゲン・ゴルフGTIパフォーマンス
フォルクスワーゲン・ゴルフGTIパフォーマンス    神村 聖

ところが今年2月、ヨーロッパにおける販売台数首位の座が突然崩れた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新世代のゴルフ8に切り替わったばかりの生産や販売がストップしたためだ。

ゴルフに代わって首位に立ったのはルノー・クリオで、販売台数は2万4914台。ゴルフは2万4735台だったので、差はわずか179台だが、今回ばかりは運が悪かったと言うしかない。

むしろこれまで何度もモデルチェンジを重ねながら、世代交代のタイミングでも首位を守り続けてきた事が驚異的だ。

近年は身内のフォルクスワーゲン・グループ内も含めて市場に競合モデルが増えた事もあり、以前ほどの圧倒的な強さは失われつつあるが、これまで3500万台以上がオーナーの手に渡ってきたゴルフの実績は、今もライバルを圧倒する。

そんなゴルフには、初代からスポーティバージョンのGTIが存在する。

 
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