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2018.09.15

日本車はいかにアメリカの高級車市場を席巻したか 草創期〜アキュラ編

編集部より

レクサスが2017年の販売台数でBMWに肉薄するなど、アメリカ市場において日本発の高級車ブランドは大健闘を見せています。設立から30年程度でドイツ勢の牙城を崩すまでになりましたが、まずはその発端と、いち早くこの市場に目をつけたホンダのアキュラに触れます。

高級路線への起点

アメリカで高まる高級車需要を、日本の自動車メーカー各社はなんとか取り込みたいと考えていた。また、1985年に日・米・英・仏・西独(当時)によってなされたプラザ合意による混乱を乗り越えるにも、高級路線への参入は有効な策だった。これは為替相場を意図的に安定させることで、アメリカの貿易赤字を減少させるのが狙いだったからだ。

結果、その後の2年間で円の価値は2倍近くまで上昇。日本の自動車メーカーは、アメリカでの販売価格を上げざるを得なくなった。当時、例えばトヨタの最上級モデルはマークⅡの輸出仕様に当たる写真のクレシーダだったが、競争力を取り戻すために、より利幅の大きい高級車セグメントへ進出することが必要だったのだ。

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