「Type S」を名乗るアメリカン・スポーツセダン

ホンダ本社のウエルカムプラザ青山で、日本未導入モデルの展示が立て続けに行われている。

北米市場で売られている「インテグラ・タイプS」「インテグラAスペック」の2台が、今週の頭まで顔を揃えていたのだが、そこから展示ラインナップを一新。

同社の創立75周年を記念した「ホンダ・アラウンド・ザ・ワールド　世界に広がるHonda」というイベントが始まった。

中でも注目は「アキュラTLXタイプS」だろう。

ホンダ北米法人が展開しているラグジュアリーブランド「アキュラ」から誕生した高性能スポーティ・セダンが青山にやって来たわけだ。

フロントフェイスは、ダイアモンド・ペンダゴングリルとジュエル・アイLEDヘッドライトを組み合わせて男性的な表情。

パワートレインは、3.L V6ターボと10速オートマティックで、トルクベクタリング機能のSH-AWDを採用する。

サスペンションは、前がダブルウィッシュボーン式、後ろがマルチリンク式。

インテリアは、スポーツセダンでありながらラグジュアリーな雰囲気が漂う。

インパネの造形は美しく、フラットボトム型のパーフォレーテッド・レザー巻きステアリングは質感が高い。

全長4943×全幅1910×全高1433mm（アコードサイズ）
重量1920kg

創立75周年記念の本展示は、7月31日まで開催される。

画像　アキュラTLXタイプS　内装/デザインをじっくり見る【インテグラ＆新型EVも】　全98枚